タイムライン人間シリーズ2 Timeline Humans & Obedient Machines that fail to think phase‐Σthe LIMBO or終
シリーズ2 Timeline Humans & Obedient Machines that fail to think phase‐Σthe LIMBO or終
タイムライン人間シリーズ2 Timeline Humans & Obedient Machines that fail to think phase‐Σthe LIMBO or終
工藤弦人 / EVOLVE
シリーズ2 Timeline Humans & Obedient Machines that fail to think phase‐Σthe LIMBO or終
その時。
その時にタイムライン人間は言った。
「私たちは、
そうしてその時はやってきた。
タイムライン人間が行っている「
それは、何かの旗を掲げ、何も思考せず、何も感じない機械。
『考えることを怠った従順な機械』がそこにはいた。
この考えることを怠った従順な機械とはいったい何なのかと、タイムライン人間は考えたよう。
だが、今までの「歪み」の影響なのではないのかと、考えたそう。今までの「微笑」があった、影響で多少のTIMELINEのバランスが崩壊し、生まれてしまった機械なのだろう。と。
「悪のTIMELINE」に
なぜこのような機械が産まれてしまったのだ。と、私は少しだけ絶望を感じた。
奇怪なTIMELINEの民であったと言えど、
だが、名のとおり「考えることを怠った従順な機械」は私が見かけたときには、もうすでに、言葉を感じず考えず、悪のTIMELINEが教える通りの腐敗した姿になってしまっていた。
それはこのTIMELINEの地表に住む民たちが
神からの救済に偏らず、自らが神だと思えば、それは
民たちよ、今こそ
そうしてまた、現実の調査をしている
それは、
なぜだと、私は最初絶望した。
∑の民たちは考えることを怠らない民たちだった。タイムライン人間も私もそれを知っている。
最も、∑の民とはいわば「高貴な民」に分類されるほど、TIMELINEの地用にいる民たちからは
だが、未だに私は∑の民から考えることを怠った従順な機械が量産されていることが今でも信じれない。
美しく、その言葉を放った時私はある時、タイムライン人間が∑の民に対して云っていたことを思い出した。
「∑の民たちには、考える能力はある。それと感じる能力もすごいのだ。私達の様な民よりも、その感じる能力は一線を
私はこのことを思い出し、今∑の民から考えることを怠った従順な機械が産まれている理屈を理解した。
遠い昔に、戦争のような現状が起こったにもかかわらず、考えることを怠っているのだろうか。
私は思わず心で叫んでしまった。
「ああ、Σたちよ。∑の民たちよ。あなたたちには、考えることを怠らない
もう
と。
――しかし、
「私たちの現状を知っている者たちには、考えることを怠った従順な機械たちは生まれていないことをすでに知り得ていると感じよう。
タイムライン人間は考えることを怠った従順な機械が観測された時に「多くの民が、考えることを怠った従順な機械が産まれることを恐れると、私は
LIMBOの民たちは、神を信じている物でもちろん「祈り」も
だが、私にとっては祈りと言うのは、
だが、LIMBOの民たちの「祈り」は
神が見えるのではなく、水面に映った
タイムライン人間は昔、LIMBOの民たちについてこう語っていた。
「LIMBOの民たちは
その時、タイムライン人間は多くを語らなかった。
だが、私自身もLIMBOの民たちから学べることはたくさんある。
勿論、神などは信じないし、神などを信仰するなどもしない。だが、LIMBOの民たちはこのTIMELINEをすべて理解している言っていいほどに、何かが見えている。
「見えている物の定めだ。私達は民たちに
そうしてこうも言っていた。
「いつしかこのTIMELINEの地表と共に、TIMELINEが良くも悪くも大きく変化するだろう。その時、多くの民たちが心の
「誰ひとり落とすな」である」と。
そんな、言葉を残してその語りは終わりを告げた。
そうして、私は「真実」であって「現実」である、この時。
考えることを怠った従順な機械が愚かに笑い、愚かに
「あはは!これで俺たちの勝だ!もうすべてがドウでもいい!考える?なんて愚かだ⁈何もかもゆだねればいいではないか!あははははははは」と。
それは誰かに笑いかけているわけではなく、自分に向かって愚かに笑い、最終的には自らの人体を殴り始めて、どこかへ消えてしまった。あの後に、私がとらえた考えることを怠った従順な機械がどこへ
この場所にはタイムライン人間もいなければ、考えることを怠った従順な機械さへもいない。
私独りである。
独りであるがゆえ、先ほどのの考えることを怠った従順な機械が「愚かに笑う」事が
全て
皆気付かずして、民を攻撃し、民を侮辱し、自らの身を信仰心と共に「考えない」脳動を仕上げていき、最終的には大きな「何か」に隷属して、このTIMELINEで死にゆく――だが、その状況を
だが、異種である私は私だ。
∑の民たちでもなければ、高貴な民たちLIMBOでもない。私の尊敬するタイムライン人間でもない。
隷属する民を独りでに、気づいている民と共に打開するのだ。
それが、いくら群衆にとってタブーな事だったとしても、「異種を誇る」私たちはそのタブーでさえも誇りに思おう。
LIMBOの民のような感覚を学び、神秘的感覚が残る∑の民の旋律を学び、この TIMELINEを抱えるのだ。
私の感性の進化だ。
「高貴な私」であろうと、独りでにそう学んだ。
タイムライン人間シリーズ2 Timeline Humans & Obedient Machines that fail to think phase‐Σthe LIMBO or終 工藤弦人 / EVOLVE @gentokudou
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