「百合か？」を含む小説

人に尽くしすぎては都合よく扱われる依緒と、恋愛小説を書きたいのに、誰にも恋をしたことがない今日子。 二人が高校時代に大好きだった文庫本を今日子が落とし、依緒が拾ったことをきっかけ…

私とちーちゃんは、生きている時間が違う。 同じ世界、同じ空間で息をしているにも関わらず、時間の流れ方が根本から違くって。 私や皆は、誰もがゆっくり。でもちーちゃんは、一人だけ駆け…

ハチコイもう一人のヒロイン、蓮花《れんか》の視点での話です。 ハチコイを先に読むほうがより理解が深まると思います。

放課後、二人でテレビゲームに興じている折、ふいに隣で彼女がおかしなことを言いだす。 曰く、「世界を壊してしまった」と。 ---- サイコ気味百合風味掌編です。

鳥に見初められた少女は、魔女となる。 『迷った挙句中二病という言葉を掘り下げる形で話ができました。』

もしウマ娘の世界に優秀な哲学者と数学者がいれば、「この世界にウマがいないのはおかしい」と気づくのでは？と思いこの話を思いつきました。ウマ娘を知っている人はスイーツ娘のところをウマ…

　とある機関の掃除屋(スイーパー)であるコードネーム・ルージュは、同僚だがお互い反りが合わずに彼女と撃ち合いにまで発展したことすらあるノワールが、敵対組織の策略により囚われた事を…

大晦日――年越しを控えた人々が、町の小さな神社へと赴く。 一人暮らしの大学生、優と凛。 凍えるような寒さの中、二人だけのぬくもりを感じて。

主人公は神殿の資料室で司書をしている神官さんだ。だが、それは仮の姿。本当は神殿の特殊部隊に所属する凄腕の退魔師である。 そんな彼が枢機卿から特別な任務を依頼された。それは貴族の坊…

この神社には女子だけに脈々と語り継がれる恋愛成就の獣が居る。これは『こくはくさん』と呼ばれるそれを信じない女の子が、好きな人を見つけるまでのお話。

三年という期間限定で殺されても死なない身体を手に入れた少女は生を実感する事もなく生きる 他殺だろうが自殺だろうが不幸な事故だろうが死ぬ事は出来ない そんな人生に価値を見出せなくな…

とある雨の日のとある少女二人のお話

2000文字以下の百合小説です。 初投稿です。 キスの日から生まれたごく普通の日常。 パンケーキを焼いてる恋人と寝坊助な恋人がおりなす休日を描きたかった。

「お題で短編書きませんか？『私の骨で着飾って』」によせて書きました。変な話になりました。

亜子とみどりはアラサー女の二人暮らし。亜子は恋多きバイセクシュアル、みどりは仕事一筋のアセクシュアル。気心が知れていて毎日がたのしいのに、未来のことはなにひとつうまく描けない。二…

勇者アルミナたちが人々を脅かす魔王ベルフェゴールに挑み、その身を犠牲にしながら打ち倒して数年後の世界。新人冒険者のクロエとベルは今日も二人で旅をする。街やダンジョンなど、まだ見ぬ…

　小学生女子が体験した、ある日のワンシーン。夜中の疲れた脳で読むか、暇で暇で困った時がお勧めです。 　※この作品は全てフィクションです。それを前提にお読みくださいませ。 　©…

　行きつけの熱帯魚ショップを訪れた巳堂琴音は、同じ高校に通う小清水由那を発見する。まったくの初心者だという小清水を見かねた琴音は、「師匠」として水槽のイロハを教えることに……。 …

「じゃあ――何も覚えていないのね？」 「うん……ホントに何も覚えてない！」 　女魔導師カラナは、記憶を失った少女を拾う。 　群青のローブを纏った金髪碧眼の可愛らしい娘だった。 「…

　沙希は、高校受験を控えた中三の女子。特に得意なことがあるわけでも、何かに熱中しているでもない、いわゆる普通の女子。そんな沙希が、高校受験という人生最初の大きな選択に臨む。 　特…