「短編 学園」を含む小説

「死にたいって思うことない？」 そいつの彼女から来たメッセージに戸惑う俺は、高校三年生の一月に、まだ進路を決めかねていた。自動的な人生。自動的な世界。それに嫌気が差した俺と、死に…

カクヨムweb短編小説用作品第一弾。 一応シリーズ物の短編になります。 こちらに掲載するのは応募用に内容を削った上で修正を加えたもので、そのままの原文は「なろう」の方でアップし…

「趣味は魔法降ろしの鳥の観察です」と私は中学校に上がって最初の日、何を思ったのかみんなの前でこのように自己紹介をした。 みんな私に慣れている、時々話しかけてくれる、でも友達にはな…

キャラクター紹介 界　司【さかい　つかさ】：高校二年生。本作の主人公。痛い。 高比良　結子【たかひら　ゆうこ】：高校二年生。本作のヒロイン。 鴻　千綿【おおとり　ちわた】：高校二…

日常系ミステリーのようなものです。 短編です。 学園コメディでもあります。 シリーズ化できたらいいな……。

耳に空いたピアス穴には単三電池。 そんな先輩の思い出話。

謎の女に諭され気付かされる、この世界に満足していない男が1人。〈夢〉と〈ゆめ〉を混合する。男は帰って来られるか…

　生徒会は今日も平和だった。 　生徒会長に副会長が殴られて、そのまま動かなくなって―― 　死体となった副会長をどう「隠蔽」するか企んでいても。 　思い詰めた会長が自首をすると決…

私立柳都学園高等部、そこには二人の迷探偵が在籍していた。 ガサツで言葉使いは荒いが美少女キャラの市之瀬凛花、 冷静沈着・成績優秀、メガネ女子の川島玲。 でもこの二人、時として性格…

ある日、周りが回転しはじめた。私はそんな流行に乗りたくない。なのにお母さんまでもが回転しろと言ってくる。 そこへ不思議な男がやってくる。彼は回転していなかった。 そして――戦争が…

忘年会への参加を求めてくる上司、俺を忘年会に参加するか否かの判断材料に利用しようとする後輩。彼らにどう対するべきか。 その時、俺が思い出したのは高校の頃の一幕だった。

学園祭で突然ラップを披露することになっちゃった私。大好きな茅場くんのために頑張りたいけど、クラスの船場さんは怖いし、男子は馬鹿だし、私はどうすればいいの！？　そんなときに聖書が現…

「……先輩に作ってほしい薬があるんです」 仁科にこんな事を言われるのは初めてだ。モルモットが作ってほしい薬とはどんな物だろうかと正直少し気になってしまう。俺は驚きと興味が入り混…

俺には赤城美穂という幼馴染がいる。 彼女は無口無表情で愛想がない……というのが周りの奴らの印象だ。本当は悪戯好きで愉快な性格をしていて、そして何より繊細な女の子なのだと俺は知って…

「飛ぼうと思ったんです、せいぜい15ｍぐらいなら行けるかなって」 「でもフェンスを越える前に足がすくんで無理でした、私にはここから飛ぶ勇気はおろかフェンスを乗り越える勇気さえあり…

※カクヨムコン10短編部門（現代ドラマ・文芸・ホラー）参加作品 俺たち生徒会メンバーが生徒会室で見つけたのは、変態性癖男の私物としか思えないノートだった…… 怪しい男子は、新入り…

小さな頃から男の子に間違えられる私。 好きな人にまで、男友達みたいだと言われてしまう。 だけど、いいんだ。隣にいられるのなら。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

ちょっと妄想の激しい「私」が、隣の席の金丸くんに話しかける話

なんで助けてくれたんだろう？ ドキドキしてる。佐藤くんって、謎が多いことで有名だったんだけど、なんだか謎が深まっていく。 それがまた……。

　放課後の保健室。カーテンで遮られたベッドの上。 　これだけ訊くと秘事や情事のように聞こえるが、実体はもっと生臭く、アブノーマルだった。 　高校2年の春。保健室の窓から見える爛…