「なんだ！！ 短編」を含む小説

普通の男子高校生、加山裕二には幼馴染がいる。 学年一の美少女と呼ばれる楓〈かえで〉だ。 少し、いやかなりバカな裕二は楓にあることを頼む。 「好きな人に手紙書きたいから手伝って」…

「人生って何なんですかね」 「え？」 「なんか、もう私生きてる意味とかあるのかなって。もう何が楽しかったのか最近よくわかんないんですよね」 「いや、あのー、話聞いてた…

KAC202211 お題:【日記】 久々に思いつきで書いたせいで日記なのかどうかすら自分では判断できないがまぁ日記ということにしておきます。 明言はしてないけど先日日曜日午後の話…

夏休み明け、少年たちは宿題をやったか、日記を毎日書いたか話します。 しかし、中のひとりだけは「できてないけど、できてる」とわけの分からないことをいいます。 なんだ、と聞くみんなに…

ＫＡＣ２０２２のラストは「バージン・クイーン」から、メインの四人に出てもらった。 歌穂視点です。 このお題だったら、この人たちだなと思った。 本編のネタバレを含みます。 もしよか…

夢を見ている高校生男子。子を孕む少女に導かれ、辿り着くのは古い屋敷。 語義は兎も角、想定される「現代ファンタジー」じゃあないとは思うんですけど、然らば何かと問われますと、山な…

彼女に振られたばかりの天才少年は、お金持ちの女に言われるがままに連れていかれる。 ……ポル◯ェで。

　ある男が夜中に帰宅しようとした際に考えた随想……物語というより詩やエッセイに近いかもしれません。 　何もする気がしない夜に、一人静かに読んでみるのも良いかもしれません。 　人が…

儀式の前日の話です。短編です。

診断メーカーで出たテーマ。 「膨大な借金を押しつけられた祈祷師と、千人分の声の色彩を持つ声優の、屋上のフェンス越しから始まる物語」

灰沢主我愛――通称シュガーは、ちょっと気になる幼馴染と終電を逃して街を歩く。 これはひょっとしてひょっとしちゃうのか。 期待に胸をときめかせるシュガーに、幼馴染は言った。 「オ…

猫のミャーの手を借りて、絵画コンクールで賞を取った僕は、絵が大好きになった。 でも、僕が「天才」だと評されるのは、ミャーの手を借りたときだけだった。 美大受験の一日目の夜。明…

みなさん、「猫の手も借りたい」って言い回し、知ってますか？ なんでも、忙しくて人手が足りなくて、猫の手ですら手助けしてほしい！　というときに使う慣用句らしいです。 でも、別に猫じ…

ぷにぷにの肉球を触るため注文したはずだったが「この猫の手は何でも吸い寄せます」とか書いてやがる。なんだよこれ。 。 。 。 。 やべえこの小説ずっとPV0だぜ。そりゃそうだ。誰…

ああ、どこに間違った選択があったのだろう。生まれた日だろうか。いや、育ての親から自身の出生はとても変わっていたと聞かされたが、いくらなんでも今回の失態には関係ないだろう。

事故物件だと思っていたアパートが、謎の集団の通り道にされていたなんて。 KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022参加作品。 短編連作。どこから…

田舎の高校に通う1人の男子高校生がある日、目を覚ますと見覚えのない場所へ飛ばされていた。そこは15年後の自分の住む部屋だった。 寝て起きれば過去へ。また寝て起きれば未来へ。 そこ…

　普段は言えない父への想いを、書いてみました。 　なんか、とっちらかった文章になってしまいましたが、それだけ作者が書いてる時に動揺していたのだと思ってくださいｗ

レディ・アッシュはガラス王国の英雄。 魔法の杖は火かき棒、所々焼き焦げた灰色のドレスに、穴のあいた長靴下。 みすぼらしいとよく言われます。 だけど仕方ないでしょ、彼女はオシャレが…

朴訥な破戒坊主、弥雲と化け狐の珍道中……になるかもだった小話です。ちょっとラブコメ。