「西洋もの」を含む小説

断固拒否したい婚約の打診。自分勝手な行動しかしない第二王子との。 幼馴染のおっとり（腹黒）令息と共謀し、たとえ悪役令嬢と呼ばれようとも。私は、絶対に回避してみせます！ 　 　 …

「死んだ動物の皮を扱う靴職人など、不浄な！　婚約破棄だ！」 　靴（くつ）作りに打ち込んでいる借金持ちの貧乏男爵家令嬢・リルジェシカは呆れ果てた婚約者から婚約破棄を言い渡される。…

国一番の権勢を誇る宰相を後ろ盾に持ち、隣国の王女との婚姻を控え、皆から祭り上げられる弟王子。 一方で、王太子でありながら、周囲に人を寄せ付けないで過ごすのが、フィリベールだ。 …

※息抜きに書いてみたものです※ ※この作品は「ノベルアッププラス」様、「小説家になろう」様にも掲載しています※ ※2023年1月21日追記：この作品における「辺境伯」は「田舎の貧…

罪人の子として不遇の生活を送っていた十八歳の青年ケセドは、数年に一度開催する集落の祭りの日、逃げ出した供物の身代わりに選ばれてしまう。 供物は竜姫と呼ばれる竜が棲む岩場に向かう…

魔王は絶大な力を以て魔界を制していた。 古より長く続く天界と魔界の戦い、 終わりの無いこの戦いに魔王は嫌気がさしていた。 今、そんな魔王の興味の矛先は人間だ。 人間は面白い…

今は神と呼ばれるその男は、かつて、魔王と呼ばれていた。 彼は魔王だった頃、ただ一人の友と呼べる男とある一つの約束をした。 「私が道を誤った時は、お前が私を殺せ」 その長い時の…

かつて『断空のゼレス』と呼ばれたその男は、幼い子を連れて、宛のない旅をしていた。 男は竜殺しを成したが、その事を悔い、剣を捨てた。 我が子——殺した竜の遺した仔であるネルと共に、…

近代イギリス。娼婦の子として最底辺に生まれたジョージは、引き取られた先の神学校でいじめを受けて声を失う。 数年後、成長したジョージは神学校を出奔し、姉エミリアと殺し屋業を営んでい…

貴族たちによって都合のいいように法が作り変えられたディアブル王国。そんな王国に遊牧民族として暮らしていたギルベルトは、ある日、妹を助けるために一匹の狼を殺した。狼を神獣として扱う…

王都セレンシアの守護竜リーガルーダ。彼はただ一人の願いの為に、今日も生きている。 ある晴れた日に災害に見舞われた辺境の村。 恐れた村人達はチェリアを人柱に選び、山へと運ぶ。 暴…

世界的無秩序が蔓延る今日、日本は先人が守って来た平和を貫けるか。次世代次々世代、その先の世代の安寧のために……。西洋人の観念には神というウソがある、という司馬説も紹介。

王家から是非にとお願いされて参じた見合いの席。 そこにいたのは、能面な第二王子だった。

その国には災厄の娘がいる。彼女が泣けば天は荒れ、地が揺れる。彼女が負の感情を抱けば、国に災厄がもたらされる。 彼女は外に出られないから、外の世界、外の国の話を求めた。 そんな彼女…

　東の大陸。犬の大国と、滅ぼされた猫の王国の、王子と王女の話。 　細々と忘れた頃に更新しています。

世界に自分の名前が乗ることを目指していた高校生は 末期癌を患いテロを起こそうとするも、その前に死去。 死んだ高校生は転生して世界に名を残そうとする物語！！！

・夜道 舞台はラオス南部、世界遺産のワットー・プーを観に行った帰りに、移動手段を失い、遠い街まで歩いて帰らなければならなくなった男の孤独と侘しさを、大麻を頼りに、夜を画布に、酔い…

「それは、水の精だね」 民俗学の教授、実方佐和子（さねかたさわこ）はそう言った。 「西洋の伝承だ。フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケーの小説『ウンディーネ』、パラケルススの『…

「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にＳランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされて…

戦後間もない頃の日本を舞台に、怪事件に挑む退魔師の活躍を描いた和風ファンタジー作品です。 【はじめにお読みください】 ・本作は声劇用のシナリオです。 ・キャラクターの性別は定め…