「好奇心」を含む小説

現代にはびこる薄死概念にとらわれたある意味普通な異常者と自殺をたくらむ異常者に対して好奇心で近寄る男の問答において生じる異質な倫理観とは…

【お知らせ】 今後の投稿計画について、こちらの記事より発表しています。（令和４年１月１日） https://note.com/master_of_alien/n/n9f7c934…

―― CAST ―― （武田信治） 主人公。趣味は俳句と妄想。婚歴あり（バツイチ）。どちらかと言えば残念な部類のアラフォー管理職。「のぶはる」と読む。毘沙門天と深い関わりを持つこ…

カクヨムロイヤルティプログラムが始まり、好奇心から登録してみた私 なんか楽しそうじゃん！作品ごとのPVを毎日記録とかは無理だけど、記録つけてみたいじゃん！初めて聞く単語ってテンシ…

警察官の息子である主人公の少年、トメラ・ズリーブは、ある日両親とともに異国の過疎地・ウツクシ村へ旅行に出かける。 その旅行の途中で、トメラは好奇心のあまりウツクシ村の森の奥へ進ん…

　人間の支配が唐突に終わりを告げた。 　外なる惑星に住まう他種族の侵攻に敗北したこの世界は荒廃し、停滞の一途を辿ることになる。 　残酷な月日が数十年と重なり、ある日、”異端”の…

人類が暮らす異世界にて、突如現れた【大遺跡】。 遺跡は人類に新たな技術や科学、秘宝を齎すと同時に、災いを招くことも。 そんな世界を、謎深き青年が好奇心のままに冒険する異世界ファン…

「ここに居るのは、私が魔女の所有物だから」 　東の森の奥深く、澱んだ湖の畔に建つ古城には、恐ろしい魔女が住むと囁かれている。 　出逢えば腹を引き裂かれ、心臓を抉り取られ、血を啜…

私が仕えるお嬢様は1度も外に出たことがないため、とても好奇心が強いお方だ。そのため、今回のように途轍もないことを言ってくることがある……

知りたい経験したいなにもかもを、と彼は言った。

　二〇二〇年、日本の東北地方の一角にある地方都市、冰山市。 　中学一年生の少女、真野 舞（まの・まい）は、同学年の友人の水野 心咲（みずの・みさき）と務川 椋子（むかわ・りょう…

無名の作家である女性、如月　雪華(きさらぎ　せっか)。 ネタを探してふらりと散歩に出た彼女は、気まぐれで帰路の曲がり角を違う場所で曲がってみた。 だが、そこには町の中のはずなのに…

大罪人、楠木　虚は断罪された。死刑執行という至極妥当な判決で。 しかし、そんな虚を『面白い』と評し、異世界へと転生させたモノが在った。 そしてそのモノは、死した虚に、彼女の求める…

七不思議は六つめまでしか存在しません七不思議は六つめまでしか存在しません七不思議は六つめまでしか存在しません七不思議は六つめまでしか存在しません七不思議は六つめまでし七不思議は六…

「ねぇ？　おかあさん？　一番強い動物って何？」 寝つけぬ子供の純粋な好奇心に、母親は真摯に答え続ける。 ありったけの愛情をもってして……。 優しくも切ないＳＦ掌編。

ツノ女子とは、文字通り、ツノが生えている女子、または女性の事を指す。 田中育人(たなかいくひと)が通うクラスの委員長、小鳥遊羊子(たかなしようこ)にはツノが生えていた。 所謂、…

ぱっとしない青春を送る女子中学生、泉優愛。 好奇心から近所の自殺現場を見に行った日の夜、彼女は幽霊のように浮遊する黒い少女を目撃する。 それ以来、彼女は黒い少女につきまとわれるよ…

初期のジュブナイルじみたSFをイメージしました。

「きっとこの件を企てた方は、私を怒らせたいのでしょうね」 　 　そう言って微笑んだ彼女の目は、しかし微塵も笑ってなどいなかった。 　＊＊＊　 社交界デビューの王族主催パーティ…

むかしむかし、ある村に大きな黒山猫がいました。 黒山猫は不死身でした。 黒山猫は死ぬたびに小さな子猫の姿に戻るのでした。 黒山猫は魔力を食べなければ生きられませんでした。 黒山猫…