さぁ、アラフォーたちよ! 頭の中をからっぽにしてニヤニヤしよう☆
愛宕平九郎
―― CAST ――
(武田信治)
主人公。趣味は俳句と妄想。婚歴あり(バツイチ)。どちらかと言えば残念な部類のアラフォー管理職。「のぶはる」と読む。毘沙門天と深い関わりを持つことに?
(天吉祥子)
信治を慕う謎の女性。年齢不詳だが、アラフォーの色気が漂う美人さん。毘沙門天をこよなく愛し、信治が毘沙門天の生まれ変わりだと信じている。
(大国影時)
大国寺に祀られている大黒天を継いだアラフォー自由人。本業は、金券&ブランドショップ『大国屋』を営んでいる。信治の毘沙門天覚醒に一役買っていて、信治を「シンジ」と呼んでいる。
(寿さん)
寿満寺の住職。寿老人として、信治に毘沙門天の教育を施す。福禄寿とも? 知識豊富で科学技術者としての一面も持っているが、見た目はマッチョな変人。
(財前杏奈)
財前ホールディングスを束ねる才色兼備の経営者。信治の元妻でもあり、弁財天として七福神のメンバーを上手く使いながら、信治の毘沙門天の成長を陰ながらサポートしている。
(財前萌奈美)
信治と杏奈の間に生まれた娘。もうすぐ高校生で好奇心旺盛。両親の復縁を願っている。
(袋田十三男)
コスプレを見るのもするのも好きなアラフォー男。造船業の経営者でもあり、なかなか本性が見せることのない気まぐれな布袋尊でもある。
(エベっさん)
冷静沈着な七福神の軍師枠。恵比寿天のような見た目の豊かさはないが、居るだけで安心感を得られるほどの佇まいと、不思議と皆を納得させる語り口に周りからの信頼は厚い。
―― OUTLINE ――
年始の初詣に、歳が近そうな天吉祥子なる和服美人と出会うのだが、そこで不思議な出来事が信治と祥子の周りで起こる。単独で七福神巡りをしていた祥子は、出会ったばかりの信治を「毘沙門天」の化身と思いこんでしまい、共に七福神巡りをしようと話を持ちかけた――。(第一章こんな感じ)
祥子と七福神巡りへ行く事を決めた信治は、次の日に大国寺で待ち合わせるが、そこで二人は新たな鬼の集団と遭遇してしまう。祥子が信治に「見せたい」と言って持ってきた小槌が鬼に引っ手繰られてしまい、それを取り戻すために大国寺内で奮闘。しかし、鬼たちは信治の手には負えない強さを有していた。万事休すの信治の前に大黒天が現れ、力を借りて小槌を取り返す事ができたのだが――。
(第二章こんな感じ)
大黒天からの指示を受け、次の七福神スポットである寿満寺へと詣でた信治と祥子。住職の寿さんは、信治が毘沙門天として覚醒できるよう、自らが造り上げた地下のトレーニングセンターで修業することを勧める。トレーニングの最中に魔神マーラが現れ、祥子を人質に信治と寿さんの前に立ちはだかる――。
(第三章こんな感じ)
正月休みが終わり、今年も仕事が始まった信治。企業への年始回りの相手先は、元妻の財前杏奈が経営する会社だった。そこで、信治は「元妻が弁財天」だったことを知る。複雑な心境の中、集めていた弁財天の人形を貰い受け、元妻と娘の萌奈美を連れて家族サービスをする事になるのだが――。
(第四章こんな感じ)
弁財天の依頼で、大黒天と共にシャークロプスを退治することとなった信治。討伐の地が恵比寿天のいる海宮神社がある島の付近ということで、布袋尊の所有する船で向かうことになるのだが、その洋上でシャークロプスの待ち伏せに遭うことに――。
(第五章こんな感じ)
恵比寿天のいる海宮神社へ上陸できたは良いが、島は敵の攻撃によって半壊の状態だった。拠点としていた海宮神社も奪われ、避難場所から神社の奪還を図る信治たち。島に残された一般の人々の協力も得て、恵比寿天の出した挟撃策で乗り込むも――。
(第六章こんな感じ)
ついに明かされる祥子さんの謎! ここまで共に行動してきた本当の理由を知らされ、これから選ぶ道のりが信治に試される。揃いに揃った七福神たちの活躍は……如何に――。
(第七章こんな感じ)
宜しくお願いします ☆ヽ(▽⌒*)
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