七福神。XR

作者 愛宕平九郎

105

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★★★ Excellent!!!

「オン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ!」
 真言を唱え、男は毘沙門天へと変身を遂げる。しがない会社員から、戦いの神へ。すべては愛するひとを護るために!

 ──という感じでカッコよく決めたい、主人公の信治。バツイチアラフォー。
 俳句をたしなむ風流人の彼は、ある日祥子という謎めいた美女と知り合い恋をする。
 なんとかして彼女とイイ感じになりたい! という一心で、信治は『毘沙門天の生まれ変わり』としての修行を始めるのだが……体は思うように動かないし、謎の七福神や元妻に翻弄されるしで、もう大変。そのうち何故か、異形の妖たちとの全面対決に!
 どうする? どうなる?! 妄想爆発アラフォー男の底力、とくとご覧じろ!

 昭和ネタがわからなくても大丈夫。七福神や俳句についても学べますし、妄想を拗らせすぎた信治の心の声や目の回るような超展開も面白く、幅広い年代の方が楽しめると思います。

★★★ Excellent!!!

毘沙門天をはじめ、仏教系の神仏をモチーフ?にした現代もの。
主人公が毘沙門天を敬愛するちょっとイタいアラフォー男性で、彼の周りに彼以上にイタい登場人物達が集まってくる。
コメディタッチに書いているラノベと言っていいのかな。
あまりカッコいいワードとか使うと恥ずかしくて読めなくなる読者って結構多いと思うので、そういう方はこれくらい崩している方が楽しんで読めるんじゃないでしょうか。
テンポ良く進んでいくので、さくさく読みたい方にも。

★★★ Excellent!!!

本作は現代の日本を舞台として、俳句好きでバツイチなアラフォー男性が毘沙門天になる物語です。
初詣に地元の菩提寺へとやって来た主人公は、そこでマダムが鬼に襲われている光景に出くわします。そして、彼女を救うために真言を唱えたとき、彼には毘沙門天の力が宿るのでした。

襲い来る妖、蠢く陰謀、美女と罠、煩悩全開の主人公の明日はどっちか、続きは読んで確かめるとしましょう。

★★★ Excellent!!!

俳句が趣味なごく普通のアラフォー管理職・通称「シンジ」の正体は毘沙門天!?
突如現れた謎の美女・祥子を守るため!
気がつくと未知なる力を開放し、鬼たちを倒してしまった!
そこからシンジの、「立派な毘沙門天になるための修行と戦いの日々」が始まる――!!

妄想癖もあるけれど、どこか優し気でとぼけた雰囲気をまとうシンジは、読者にとってとても馴染みやすいキャラ。
そんな彼が、カッコいい真言を唱えて敵に立ち向かう姿は、まさに正統派ヒーロー!
横で彼を支える祥子がまた、大人可愛い美女で。多くの読者のハートをつかんでしまいます。
周りを固める「七福神」仲間たちも、個性ありありな愉快なキャラばかり。

ワクワクするストーリーに加えて、アラフォーなら誰もが「忘れてた!」「懐かしい!」と叫び出したくなる古き良きネタの数々(笑)。
ネタ元がわからなければ、コメント欄をのぞいてみましょう。みんながそろって突っ込んでくれてます。

細かなネタへの気配り、スピーディな展開など、読者を飽きさせない工夫が山盛りです!
字数を感じさせず、あっという間に読めてしまいますよ。
心躍らせ、笑いながらノスタルジーに浸ってみたい、オトナなあなたにぴったりです♬

★★★ Excellent!!!

第五章読了時のレビューです。

昭和ネタがちょいちょい出てくる、ちょっと冴えないアラフォーサラリーマン、信治ことシンジ。
どこにでもいそうな彼が出会ったのは、艶やかな美人の祥子さん。

不釣り合いそうな二人ですが、出会って早々信じられない事件に巻き込まれてしまいます。
その事件を仕込んでいたのは、なんと七福神たちだった──!?

シンジの中の毘沙門天を覚醒させるため、周りの七福神達があの手この手でシンジを攻め立てます。
そんな危機の連続に、毎回巻き込まれてしまう祥子さん。
シンジは毘沙門天としての覚醒を遂げるのか、祥子さんとの恋路は果たして上手くいくのか。

個性豊かな七福神の面々や、随所に散りばめられた懐かしのネタに、クスリと笑わされること請け合い☆
アラフォー世代以上推奨の、痛快アクションストーリーです!

★★★ Excellent!!!

真の力が発動するとき、アラフォーの主人公は自分が憧れの「あの」ヒーローだったことに気づくのだった!(え、今頃?)
真言を唱えて闘うヒーローたち(七福神)が活躍する和風アクションバトル。
彼らの正体とはいったい?

ラッツ&スターが口ずさめる世代へ贈る抱腹絶倒のエンターテイメントです。
さあ、わかるやつだけ、ついて来い!

頼りないけど伸びしろのありそうな主人公と、色っぽい謎のヒロインの行く手に現れるのは、果たして敵か味方か。
迫力に息を飲むアクションシーンに散りばめられる懐かしのネタの数々。

切れの良い文章の冴えに惹かれます。
とぼけた道行きに垣間見える教養の深さと詩心も魅力。

連載中につき<第十二話>まで読了。

★★★ Excellent!!!

最新話の第三章までを読んでのレビューになります。
このタイミングでレビューする目的はただ一つ、連載を一緒に追いかけてほしいからです。
何と言っても、とにかく面白くて、お勧めしたい要素が満載だからです。

主人公はちょっと冴えないアラフォーの武田信治。彼がとある寺で妖艶な美女「祥子さん」と出会う所から話は幕を開けます。
彼女の話では信治は毘沙門天の生まれ変わりだというのです。
運命的な美女との出会い、その乗りやすい性格もあり、信治は毘沙門天として祥子と二人、『七福神』をめぐる冒険へとの乗り出します。
あらすじ的にはこんな感じですが、もちろん楽しいのはここからです。

煩悩いっぱいでも、なんとも可愛げのある信治、とにかく綺麗でかわいい祥子さん、なんともトボけた七福神のキャラクターたち。
あくまで日常世界がベースなのですが、彼らの戦いぶりはファンタジー要素が潜み、舞台設定も独特でするすると作品世界に引き込まれます。

二人のキャラクターが次に訪れるのはどんなところだろう?
どんなことが彼らにおこるんだろう?
その行く末を、時に笑いながら、時にハラハラしながら、活字から見守る時間のなんと楽しいこと。

さらにこの物語、冒頭に俳句が仕込んであり、そこからして独特の雰囲気が作られています。
この工夫は本当に素晴らしいです。一気に引き込まれます。

あとは何と言っても昭和のノスタルジーを詰め込んだようなネタですね。
もういろいろありすぎて書ききれませんので、ぜひ見つけてニヤニヤと楽しんでください。

とにもかくにも魅力的なキャラクター、楽しい語り口と読みやすい文章、スリリングで楽しいストーリーと謎めいた構成。
その全てがかみ合って見せる魅惑の物語。

ぜひ読んでみてください!
面白いですよ。

★★★ Excellent!!!

主人公は残念な部類のアラフォー管理職。
初詣で謎の和服美人と出逢いますが……。
その和服美人に、主人公は『毘沙門天』の化身だと思い込まれます。

和服美人は色っぽい女性で謎だらけ。
和服美人を目の前にし、テンパる主人公が滑稽で面白い。

この謎多き和服美人との七福神巡り。
俳句や短歌も交え、コメディ要素も含み、続きが楽しみです。


(第七話友と呼んでいいのかしらん?
拝読後のレビュー)