「#命 ＃短編」を含む小説

命にストックが作れる、まんまプラットフォームゲームみたいな世界になるとどうなるのか？ これはその片鱗を綴っただけの話。

幽霊が見える弁護士が見聞きしたある男と女のお話です。／20211113 『一年後』を追加しました。男男の性描写がわりとありです。カクヨムのレイティングで跳ねられなければ良いのです…

窓の無い建物がぬっと建っている。 中では同じ顔をした作業員たちが、黙々と働いている。 若い者も年老いた者も番号で管理されている。 そのうちの一人34番が、運搬用の列車に乗って街へ…

第2回角川武蔵野文学賞に応募するために書いた短編小説です。 このご時世で島根から実家のある神奈川にもなかなか帰省ができません。 帰るついでに武蔵野をぶらぶら散歩することすらままな…

私は愛する家族を残して命を失ってしまった。 お買い物の帰り、押しボタンの信号が青になったので渡っていると信号無視の車に跳ねられてしまった。 家族に何も言えずこの世を去ってしまった…

※台詞劇風の物語になります。 とある閑散とした酒場で一人の男が酒を飲んでいた。 男は何かから逃げるように酒を飲んでいる。 そこに、別の男が入ってきた。彼は自分をギャンブラーだとい…

物心なんてさっき産まれたんだ。 夕暮れの河川敷、泣き笑いのような歌を聴いた私は、産まれて初めて命の使い方を知った。 この物語は、私が私になろうとカッコ悪くカッコをつける話。弾けな…

この命尽き果てるまで、否、たとえ尽き果てようとも。 永遠に、あなたにお仕えし続けます。 あるところに、金の少女と黒の少女がいた。 これは、二人の呪われた少女が、夢を叶えるまでの…

　薄暗い森の奥も奥、古いお屋敷にはこわあい怪物が棲んでいて、里のかわいい子供を攫っては食べてしまうのだとさ。 　決して近づいてはいけないよ。そのお屋敷を目指すのは、生きることに絶…

普通の男子高校生、桐島道也はひょんなことから幼馴染への恋心を自覚することとなった。具体的には殺人だ。彼は衝動的に幼馴染である彼女をハサミで滅多刺しにして殺害せしめたのだ。 衝動的…

「命あれば海月も骨に出会う」ということわざがある。長く生きていれば、海月も骨に出会い、骨の有る身になるかもしれない。そんな滅多にない幸運があるかもしれない、そう言う意味だ。 僕…

二つの世界が交錯したとき、騎士は叶いがたき再会を果たす……。 愛する者を探し続けた騎士と、己の血筋を知った少女の物語。

ある夜バイト帰りの山坂は、部屋にぼろぼろの少女を見つける。兄の命を助けたい少女が欲しがったのは、「数字」。 山坂は数字のつくものを色々見せてみるが、少女の欲しがったものは……？ …

自殺が合法化された日本。自殺を手伝う奇妙な職業が発生した。彼らをクロージングコンサルタントと呼ぶ。 死によって広がる波紋、秘された思い、命の使い道。自殺する権利は何を生むのか。津…

超越者として太古より存在し続けた一人の吸血鬼。しかし彼女は一人の少女を愛し、そして……その命を自らの手で奪った。 永遠を生きなければならない、死を許されぬ彼女が望むこととは―― …

　食べ物探しに命をかける「弟」、末っ子担当の「姉」、子供たちの世話を焼くことが生きがいの「母」、いつもマイペースな「父」、そして彼らの観察者である「私」。この五人が一つ屋根の下に…

男は、殺し屋。 失敗したことはない。 失敗すれば、自分の命がないから。 そんな彼が、過ちを犯す。 物語は、驚きの展開に。

大好きなおばあちゃんの葬式日。僕はその一日だけ引きこもりをやめて、真夏の外へ出た。家族に命を狙われているとも知らずに････。シリアス多めだけど何処と無く明るいミステリー。果たし…