「消える。」を含む小説

忌み名、蒼雷の三部作の最終章です。 稲本君の因縁の戦いの話になっております 第一章『忌み名を背負いし者』 前話 『蒼雷は紅落の空に堕ちて』 続き『暁の鴉は藍色の空に羽ばたいて』

「生まれ変わるなら、好き勝手に生きたい……」 大人たちから「いい子」と言われて育った天宮理央。 社会人になって社畜になり、限界を迎えて過労死した。 目が覚めると親友だと名乗る…

　若葉町には英雄がいる。江戸時代ごろ、鬼が出没し、人々を襲った。村が滅亡の危機に瀕したとき、一人の男が木刀を手に立ち向かい、民を守ったという。この物語は高校の教室で話題にされるが…

人類は宇宙に進出した。 しかし、広い宇宙の中で人が過ごせるのは、鳥かごのように狭い居住船だけだ。 毎日同じ時間に点灯し、同じ時間に消える人口光源はいまだに青やオレンジを表現するこ…

消えてしまうなら一体何が残っただろうか…。（※重複投稿しています）リィズ・ブランディシュカ

『異世界生物』と呼ばれるようになった凶悪な生物が世界に出没して三十年。 紫姫はありもしない『竜』を出現させるための生け贄にされる。 父の指図で喉元を切り裂かれた瞬間に、骨だけの『…

頭の中で生まれては消える些細な話、それを忘れぬうちに記していく場。以前詩として書いた物のうち、小説に分類できると思われるものもこちらに入れていきます。 中身は大体こうなってま…

ある日、身の回りが次々と消える怪現象に襲われるようになった堂本レナ。 奇妙に思った彼女は友人に相談するが、次の日にはその友人も消えてしまう。 しかも、その友人のことを周囲の人間は…

　呪われし力を持つ歪な者のハルト。ハルトは闇の知恵の守護者であるマンティコアのオウラと一緒に混沌王が統治する迷宮都市にやって来る。迷宮都市には秘宝の呪われた王冠がある。 　ハルト…

　突如世界中に現れた人喰い怪物の大群。 　その怪物により両親を失った主人公とその妹。 　主人公と妹は怪物退養成学園で暮らすことになる。 　復讐の権化となった妹はハンターコースに、…

務武と安里は、小学生の頃からの幼なじみだった。二人の絆をより一層深めたのは、小さな商店で買うサイダー。暑い日も寒い日も、祝い事がある度にサイダーを買って乾杯を交わした。月日が流れ…

一番線にまつわる少年の思い出。日常に流されて消える、非日常の話。短篇です。

古代ギリシアより残るある島に伝わる物語がある。日食の夜、山頂に行くと、肌を重ねる二人の女を見るというものだ。海を見る白い女と、その背中に体を預ける黒い女。二人は夜とともに姿を表し…

※ファミ通文庫大賞用のあらすじは末尾に記載します。 高校生の栗山翔は、転校生の三枝芽森から「自分がかつての恋人だった」と明かされ―― 日常の中、三ヵ月ごとに彼女を取り戻すラブ…

魔物　対　人間。 典型的な種族間の争いが続く世界、ヴァルフレイア。 完全実力主義である魔王軍にて、異様なほどにやる気がない魔物がいた。 彼の名はアーリマン・ダルク。 れっきと…

とある事件により死物屋でバイトをする事になった主人公マキナは、死物を通して様々な命の考え方を学んで行く。 マキナは、親の失態によって借金をすることになる。母親が残した死物を売っ…

世界観は妖怪や神が存在する現代―― 普通の高校生、雨村 凛。 そんな彼の前に現れる少女、綺華（あやか）。 その正体は妖狐であり、彼女は凛にとんでもない事を告げるのだった―― 『凛…

別れても大好きなあなたに、ただもう一度会いたくて

たそがれどきに強い思いを念じた人だけがたどりつける不思議で奇妙なお店があるらしい。その名は夕陽屋。 過去につながる公衆電話、人間の一生が書かれている本がしまわれている人生の書庫…