「魔法 第31回電撃小説大賞」を含む小説

　両手に収まるぐらいの友達、そこそこの成績、まあまあ充実した部活。それなりの青春を謳歌していた俺は、コンビニから帰る途中の夜道で、不気味な化け物と出会ってしまう。 　襲われる寸前…

　その世界で誰もが生まれたときに受ける『神託の儀』にて、日常生活以外に使いどころがない魔法から『クズ魔法』とさえ言われる『生活魔法』に関する称号を手に入れたのは、辺境伯の嫡男ラル…

世は戦乱時代。魔法がはびこり力無きものはただ目の前の強大な何かに恐怖を抱くことしか出来ない。永遠にも続くと言われた第一次魔法大戦、皮肉で「聖戦」とさえ称された戦いは、たった一夜で…

小学生の時に悪魔のような体験を得て魔法を得た主人公、二位真夏。自身に与えられた魔法に苦悩しながら生きる日々だった。そんな時、死神魔法の少女、明原と出会い、殺されかける。真夏と明原…

木下周（きのした　あまね）は音楽が大好きな二十五歳のＯＬ。翌日に控えたライブを楽しみに眠ったはずが、気がついたら幻想的に光る泉の傍、子供の姿でうたっていた。 そこは、神のいる世…

わたしの名は、大田朱音《おおた　あかね》 こう見えても、32歳のおじさんなの おじさんなのに、女の子の話し方だって？ そんな事言わないで、これでも色々苦労しているの 先ずはそう…

旅の魔術師チェシカとその連れである妖精族ヒュノルの二人は立ち寄った街の酒場で、ミヤミヤ・アークと名乗る女性から声をかけられる。彼女が仕える主＂お館様＂がチェシカに依頼したい仕事が…

人類は敗北した。 大地に数多溢れる魔獣達に。 大地に住処を置き続けるのは、あまりにも危険。 いつ自分が死ぬか、いつ人類が絶滅するかも分からない。 人は魔法を行使する。 滅びと…

都筑有来(つづきゆき)と羽野慧(はねのけい)。 二人の恋心の間には「小さな姫君」がいた。 有来が小学校四年生の時。 ある日、心に不意に話し掛けて来た、 名前も知らない存在と有来…

大昔のとある事件をキッカケに世界は二分され、魔女と魔法を使えないノーマルは長い争いを続けていた。 16歳の誕生日をむかえた魔女ヒイラギは、今は亡き母親の夢を叶えるべく故郷を旅立つ…

「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」 女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。 この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニ…

　バーバスカム王国には、創建にまつわる言い伝えがある。彗星がふってくる夜に、ある男が星の子を星身の台座まで連れていき、星の子は莫大な魔力によって彗星を破壊した。だが、星の子は膨大…

【祝電撃小説大賞☆二次選考通過！】「私、絶対、魂送りできるようになるから……！」「必要ないって何度言ったらわかるんだ……っ」──奴隷の少女と孤独な剣士が巻き起こす、癒しと解放の鎮…

20世紀初頭の英国の田舎町。 『魔女の貸本屋』と看板に名を刻んだ貸本屋で、若い夫婦を装った魔女と使い魔。 　幼い子供に望まれるままに、魔女は御伽噺を語り聞かせる。 ※「第８回ジ…

遺跡を中心とした遺跡街。その中では様々な仕事があります。遺跡の調査をする『探求者』、怪物や原生生物と戦う『狩人』、遺跡の秘宝や怪物の所在を探す『探索者』。彼らは互いに不可侵であり…

「お前はクビだ！」 　勇者アルスロッドがクビを言い渡したのは、長年一緒だった荷物運び（ポーター）のエルシーだった。 　いつもあたしのドジを笑って許してくれていたのに～。 　とうと…

　それは、この世界に存在する『超高難易度迷宮』に自ら身を投じる狂気的な職業位。 「――探索士（シーカー）。いわば、ダンジョンの専門家です。」 　これは知る人ぞ知る特殊クラス"…

十六歳の誕生日、魔法を使えない魔女のわたしは、一族から追放される。 失意で目の前は真っ暗。気分は落ち込んで……って、ちょっと待って！ これってもしかして、王子さまを探しに行く大大…

年齢40歳。無気力、無職、そして酔っ払い。 無造作に伸びた髪と無精髭がより悲壮感を漂わせる男の名は『ジンフリー・ドミナトル』 彼は今日もまた朝から晩まで浴びる程に酒を飲んでいた。…

主人公の男子高校生・祭（さい）はバレンタインデーに幼馴染の奈津美から チョコレートを貰い告白をされる。 長く想いあった二人が結ばれた幸せな時間。 しかしそれは最悪のループ地獄のス…