葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女

深月(みづき)

プロローグ

プロローグ

 生者の世界を指し示す、金色の羅針盤。

 死者の世界を指し示す、銀色の羅針盤。


 時の砂時計は、生者の刻から死者の刻へとこぼれ落ち、二度と戻らない──……はずだった。


 ──ひとりの青年が、忘却レテの河を渡るまでは。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る