とりあえずシリアスに対するユーモアの塩梅が絶妙で、適度なギャグが心地良い。内容としてはキノの旅のエッセンスに、少女終末旅行のようなドライブによる旅の進展、ダンジョンの要素はマギやメイドインアビスに似ていて、それらが綺麗に調和する世界観に居心地の良さを覚える。短編連作ながらメインストーリーがあり、続きが気になる作品。