「頭の中の」を含む小説

僕のジスキネジアの体験談を綴っていこうと思っています。僕の頭の中の整理も兼ねているけれど、もし僕と同じ病気で苦しんでいる人がいたら、そして、それが僕の体験談で少しでもお役に立てる…

「ねえ琥珀、はじめの狸は何故ドングリを埋めたの？」 ハチドリが聞いた。 『ホシがそうしろと言ったからだ』と琥珀が応えると、ハチドリはポカンとして暫く何も言えなくなった。 「じゃ…

圭（けい）の脳は、彼が中学生の頃から幻覚や幻聴を作りだすようになった。 雨。虫。人。 それらには温度が無かったり、音を伴わなかったり、話さなかったりとリアルとは少し異なった様子で…

　文章を読んでいて、「この人が紡ぐ文章なら、いくらでも読んでいたい」と思ったことはないだろうか。 　わたしは何度もある。 　そのインスピレーションはその時々で違っていて…

　ミャーは、ママに拾われたただの猫。　 　とても幸せに暮らしたんだにゃん。 　でもある日ママは起きてくれなかったんだ。ママ、どうしたの？ご飯食べよう？ねぇ、可愛いねっていつもみた…

夢、混ざる、話、放し、 勇気を出して、と、言う物語を、 じっと、見ながら、 それを捨て、は、拾って、見て、走る。

絵が好きなのに自信が持てない、女子高生の美穂。 彼女はある日、旧校舎の音楽室の前で衝撃を受ける。頭の中を埋め尽くす、色彩の洪水。 音楽室の中にいたのは、ピアノを前にした少女だった…

陰キャぼっちな朝祈 愁斗、実は友達が5人もいたことが発覚する！？ 黒髪ロングで清楚な学年一の美少女、凪 冷夏。普段は誰にでも敬語な彼女は友達の前ではタメ口で話してきてクラスからの…

11 月 6 日、有名な戦略家、縱横家、国家の良い防壁、国家の良い同志、人民の良い奉仕者である凌拒（りょうきょ）同志が亡くなりました。 彼は志を持っているだけでなく、才能も備えて…

※ ソリスピアさんのところに置いている物を持ってきただけの代物です。 稀に修正等を施している個所があったりしますが。 一色蒼治良は普通に天寿を全うした。 そんな彼は、時空の回廊…

年に一度の天体ショー開催中に突然起こった異変。人も動植物も海も石になっていく。原因は何者かが造ったウイルス。ワクチンができたが石化したものを元に戻すことができない。その時、父親専…

自分たちが選ばれること前提でいた攻略対象たち。 どうしてそんなに自分に自信があるのかしら。顔がいい？だからどうした、そんなこと私には関係ないわ。 これは、恋愛シミュレーションゲ…

文化14年（1817年）の江戸の町を恐怖に陥れた、犬神憑き、ヌエ、麒麟、死人歩き……。 事件に巻き込まれた、若い町医の戸田研水は、師である杉田玄白の助言を得て、事件解決へと協力す…

　僕の隣にはいつも同じ姿勢で座り込んでる「ヤツ」がいる。いつも退屈そうな表情で、耳をほじくるのがクセだ。何の因果か、僕の部屋にやって来てからというもの、かれこれ2ヶ月は過ぎようと…

　「答えなき夜の底で」を開くあなたも、きっと何度もあの夜を経験したことがあるだろう。試験前、時間に追われ、頭の中が混乱し、目の前の教科書がまるで他人の言葉のように感じられるあの感…

村祭りの日、婚約者とダンスを踊っていたドレンテ。彼女はその日、彼から初めてキスされそうになっていた。 ところが、キスの直前に、突然、幼いこどもの声が頭の中に響いた。かと思うと、足…

　悪女マデリーンはリサ・ラムスの当たり役だった。 　様々な男を手玉にとる、リサとは真逆のキャラクターだったが、それ故にマデリーンの印象は根強く残ってしまう。リサと付き合う男たちは…

見た目のせいで「吸血鬼」なんて呼ばれてい九十九蓮。彼女は幼馴染の朝下燈火に恋してるが、前から頭の中で思ってる事と口から出る言葉が違っていた。しかも恋を自覚してから余計に悪化し、燈…

僕の頭の中をぐるぐるして、下のほうに沈んでいた脳内キャッシュを吐き出して消化することを目的として作られています。 増えたり減ったりします。

1日1ショートショート、9日目。ショートショートというか、作詞の感覚でやってます。頭の中に歌を思い浮かべて、歌詞を書き起こしました。意外と薄い内容なのは許して。