「蕩れ」を含む小説

8月31日。 ８月の最終日課題も残ってるし恋愛も進展しないし明日から学校は始まるし後悔しかない。 けど 二度と戻らない今年の夏を楽しまないと。

　夏の気配が色濃くなりつつある、とある日のこと。平凡な日常を享受する女子大生のもとに、ふわふわ浮遊する自称幽霊の男が現れた。 　未練なし、祟り実行済み、成仏希望。それなのに現世を…

「マネスタ文庫」の支配人、マネスタが生きる世界での、ちょっと不思議で、おかしくて奇怪な様々な物語。 嘘か真か、信じるはあなた次第。

伯爵領特殊治安維持部隊、通称『庭師』としてウッデンゲート伯爵家に仕えるラインは、ただ与えられた職務のみを全うするだけの生活を送っていた。しかし、自身に懐いて来る伯爵家の娘アミシア…

番頭の赤沢太兵衛に嫁して八年。初（はつ）には子が出来ず、婚家で冷遇されていた。夫に愛妾を迎えるよう説得するも、太兵衛は一向に頷かず、自ら離縁を申し出るべきか悩んでいた。 その矢先…

　高校2年生のヒロヤは学校の友人たちと肝試しをしていた。 　内容は祀られている石に花を添えて帰ってくる。それだけのはずだったが災難に見舞われてしまう。 　ーーもうだめだ。あきらめ…

#KAC20227参加作品:テーマ『出会いと別れ』

女の子のカップルがデートする短編小説ともいえないおはなしです。

　かつてこの世界は、天竜族・陸竜族・海竜族という、三種族の竜に支配されていた。 　世界は、争いの絶えない時代が続いた。 　陸と海は常に敵対し、天は傍観者としてその争いを見ていた。…

描いた夢を叶えた「私」は、代償に大切なものを喪った。 過去を思い出し、懐かしみ、泣けてくる。 一つの歌が私に教えてくれたこととは―― ※monogatary第二回羊文学賞に応募し…

時間が経つのは必然 タイムマシンなんてあれば良いのに きっと誰もがそう思うはず この物語の二人も例外ではない 時間が戻って、関係をやり直せたら…… そんな想いを馳せる現実と夢に揺…

ロンドンから東に74㎞ほど進んだ英国の東南端、テムズ川の河口域に位置するシュピー島を中心とした完全環境型の独立都市ノア。 彼方にある異国より輸入した最新式の蒸気機関が吐き出す煙…

初めて小説などを書いてみます。乱文・誤字・脱字失礼いたしますが、よろしくお願いいたします！

「これはあくまで私の目線で拵えるものなので、猫くんからすれば間違いだと感じることもあるだろう。ある程度はご愛嬌ということで許されたい」 “私”こと藤子さんが、恋人の“猫くん”に…

――此処ではない何処か、今ではないいつか、次元の海を揺蕩う泡沫に出来上がった世界―― 　剣も魔法も、神も魔神も、秩序も混乱も、オークもエルフも女騎士も。色んなものが、私たちの知…

なんでもない日常にタバコとと彼女がいた。 1人の綺麗な女性と私。喫煙所でしか会わない2人の話。 大人になった彼らの話。 ※続編を書き始めました。まだ覚えているような暇な方は是非。…

ループ→ループ→無限ループ