「指 カクヨムオンリー」を含む小説

ヨボヨボの爺さん 修羅場を潜ってきた監督の体験談 とらやの羊羹が組長の指を詰めさせた話

放課後の教室で、都築は私にギターを弾いてくれた。 彼の指が紡ぎ出す音は、私にとっての当たり前だった。 そんな都築に、幸運な話が舞いこんできて……。

　ある日、「ぼっち」卒業をするよう、担任に言われてしまう、主人公：小野田仁。 　「ぼっち」な仁が、自分で友達を作れるわけがない、自身の経験からそのように考えた担任は、仁に対し、助…

　１８９７年、アメリカ合衆国アリゾナ準州 　凄腕ガンマンの保安官ガルムと、 　陽気な無法者のビリィの……二人、 　──彼らは転移した。 　剣と魔法の世界。 　ファン…

障子を開けるとそこは、日本間になっていた。およそ四帖はあろうその部屋に灯（あかり）はついていない。ただ、気分が悪くなるくらいの暗闇が広がっているだけだった。 「室内の空気がめちゃ…

アンドロイドが白物家電の一つとなって久しい時代。 一人暮らしの務め人である彼は、ある日、家電からひとつの相談を持ちかけられる。

エルフの少女は旅をする。 旅の最中で人を見る。世界を見る。 情がある。差別がある。 愛がある。憎悪がある。 文化がある。意思がある。 生がある。死がある。 リアルな世界を描い…

小さいときの記憶を失ってしまった少年佐藤崎人。彼はそのころある女の子と結婚の約束をし、そしてそれにまつわる合言葉ミレウサマントラという言葉以外綺麗さっぱり忘れてしまった。高校生に…

ある日気付いてしまった 母親のうなじにスイッチが付いていることに───────

　アダムは、何百年と生きる悪魔である。 　日中は人間のふりをしつつ、シニツィナ美術館の学芸員として働いていた。時に同僚のソフィヤと共に、絵画について熱く語り合っては、周りから呆れ…

KAC3です。 ピアノ弾きの響子とショコラティエの匠。 二人とも、その指から作り出す作品に、どんな繰り返しがありますか？ 匠響子シリーズ第5作目ですが、単独でもどうぞ。 シリ…

ひょんなことから異世界に連れて行かれた副島サトル（17）は鼻ほじりの天才である。 異世界においても鼻ほじりで彼の右に出る者はなく、サトルの経営する鼻ほじり屋は大盛況。 サキュバス…

　美しくも狂気の漂う詩を連載するつもりです。各話に繋がりはありませんので、どこからでもどうぞ。(横組み推奨です) 　それでは、挨拶がわりに一編を。 　君は彼女の言葉が…

ゆるくゆるく更新します。 ———— 巴里 虹（ともさと こう）は、食人について、流音 一政（りゅうね かずまさ）から話を聞かされる。 それがどうしたと思った巴里だったが、不意…

所属部員のテスト成績が良すぎて学校から支給される部費の８割を占有したクイズ研究部。 しかし、彼女らにクイズ対決で勝つことができれば部費の「おすそわけ」が貰えるとあって、急遽カバデ…

独立した短編をまとめています ただの思いつきだから内容も様々、ストーリー性も皆無に近い代物ばかりです 長さも話によりけりですが、おそらく掌編が大半です

卒業式終わりの教室で、少女たちは感慨に耽り、涙で指を濡らす。

情報番組『シャキッと！』の企画で結成したロックユニット『ORANGE ROD』。 メンバーはヴォーカルのSHOWこと日の出テレビアナウンサー山海章灯と、ギターのAKI。そして、サ…

水晶で制御される「水晶式機械」と、それを修理する専門家、「水晶式機械修理技能士」という職業が存在する世界。 森本真希菜（もりもとまきな）は、水晶式機械修理技能士を目指していた少女…

ニューヨークでベンチャー企業経営者の妻として悠々自適の生活を送るルイサ。彼女の元に、ある朝フェデックスの封筒に入った人の指が送りつけられてくる。パニックになり親友のナッティに助け…