「怖くない」を含む小説

ワタシの夢。それに向かってひたむきにつくすすむはずが、なぜかいつもおかしい。切なくて、もどかしくて、夥しくて、ただただ流れる時間だけが、やってくる襲ってくる朝だけが怖くて。

太平洋戦争の末期、南方戦線のタイで、ビルマとタイを結ぶ泰緬鉄道の建設に携わった日本兵の霊に遭遇した話を書き留めておくことにします。全く霊感はないのですが、人に話すと馬鹿にされるの…

ずっと胸にしまっておくつもりだった。 今の関係が壊れるのが怖くて 上手く伝える自信がなくて 君に伝えられなかった言葉。 忘れられない青い思いを花束にして身勝手に供養してみるなどす…

まさか野良猫に傘を貸す不良が現実にいるなんて思いもしなかった。 同級生の湖月はわかりやすく不良だった。 目つきの鋭い怖い顔、着崩した制服にピアス、授業には平気で遅れてきて反省の…

――異常、でもアオハル。 頭だけの奇花と、胴体だけの稀花。一つの身体に二つの恋を宿した怪奇な三角関係 怖くて切ない怪奇な恋愛体験 高校1年生の男子、奏多（かなた）の好きな女子…

幼い頃に出会ったでっけぇ竜に憧れを抱いている少女リミリーが妹煩悩のお兄ちゃんと一緒に冒険をする物語。 世界中に跋扈する地を駆ける竜や大空を飛ぶ竜を相手にしていくドラゴンファンタジ…

なんでこんな当たり屋みたいな真似してるのって、俺自身もう一度確かめたくなったからです。幸福になるのに友達は必要なのって、考えてみて、あんまりにも簡単にイエスと脳が啼いたもんだから…

一話完結でさらっと読める、そんなに怖くない怪談集。 ※1話目だけ他話とちょっと毛色が違いますので、実話怪談風創作怪談をお望みの方は飛ばして読んでください。 ※他投稿サイトにも掲載。

「癌治療の未来を変えるカギは100年前に隠されていた――」 主人公の神谷涼は、母の遺品から発見した一冊の古びたノートに導かれ、癌治療に革命をもたらす「ワールブルク効果」の真相へ…

大学生の鳴海茉莉は占い師を名乗る自称社会不適合者の佐野祥悟から「極度に運勢が悪い」と言われ、その原因はアルバイト先の学習塾にあるという。茉莉が担当していた中学生の野崎壮一と佐野が…

＜一般用紹介文＞ 　とあるスポーツの世界大会で最年少での優勝を勝ち取った少女（小西 澪）。大会二連覇が周囲から期待される中、翌年の世界大会では、まさかの日本代表になれず予選敗退。…

元高位悪魔のビンカマジョール・ペリウィンクル・ボイニクス・ラウムことピィちゃんは、怠惰過ぎる曇天《どんてん》ことオカルトライター佐藤　青空《さとう　あおぞら》と共に、大型インコの…

人間不信になってしまった少女、梨花。 梨花を人間不信から救い出してくれたのはたった一冊の本だった。 だけど本には題名がない。 梨花は本の題名を探していく。

幼い頃に将棋を始めた主人公――九条蓮は、かつては『天才』と呼ばれるほどに将棋が強かった。 プロになるために奨励会にも進もうとしたが、そこでレベルの差を見せつけられてしまい、プロ…

西都公達学園高等科、茶道部副部長の茶釜薫は、魔力持ちの多い西都の中でも、火を喰らう異能の持主。静かにお茶を点てる薫のもとに、今日もあやしげな相談が持ち込まれる。ここは、茶道部で、…

表向きフリーのフォントデザイナーとして働く女性、夜桜可惜(よざくらあたら)のもとに一件の依頼が回ってきた ──所有する土地に有らぬ噂が流れているが、本当に怪物がいるか確認して欲し…

　そこは傍目から見れば半ば廃墟と化した町、伏木市好矢見町。その町には奇妙なルールが幾つも存在しており、守れぬ者は容赦なく妖の餌食になる。そんな町に人間は住んでいられず人口は減り続…

ルチアは電波もろくに届かない田舎に生まれた、珍しく魔力の強い少女だった。 だからといって特別に変わったことはなく、ルチアは普通に平凡に暮らしていた――名門魔法学園への入学が決まる…

「えっと……何が起こってる」 ある日、人生負け組の派遣社員の俺が、二日酔いから目が覚めたら、ベッドの隣に絶滅危惧種の金髪黒ギャルが、裸で寝ていた。 彼女居ない歴31年。年齢も…

お題「迷路に潜む怪物」で、カクコン挑戦企画③用に書いた短編作品です。 たぶん、ホラーって意味では、ちっとも怖くありませんよ～　これがリアルだと非常に怖いのですが・・・ 参加受…