「台」を含む小説

家族を交通事故で失い、孤児院に送られ、いつも図鑑や植物を眺めている少年青柳蛇之（へびゆき）。ある日、孤児院でエメラルドと言う金髪の美少女と出会う。 大晦日に蛇之とエメラルドと孤…

補修跡の目立つ、くたびれた宿 「野ウサギと木漏れ日亭」 それは、とある国、とある地方の街道沿い。 峠の麓にある宿場街のはずれにひっそりと佇んでいる。 街道は国の政治・経済の…

ブラック企業に勤め続けた主人公だったが、妻の病気が悪化し多額の資金が必要になってしまう。 その為会社にも相談したが、聞き入れてもらえず。 結果退職するという最悪の流れとなってしま…

どこか、地球に似た異なる世界。高度に発達した科学技術により、人類は栄華を極めていた。大学で研究を行っていた主人公、ヴィクター・ライスフィールドは、ひょんなことから軍の研究施設の管…

祖母の死は、田舎の幼馴染みと、私を結びつけた。もう何年も前に離別を選んだ彼女と、今更何を話せば良いのだろう。逃げ出したい気持ちを抑えながら、私は祖母との最期の別れを告げる為、かの…

………… ニュースです。 本日、柏木峠で自動車事故が発生します。 トンネル出口の路面凍結により急カーブを曲がり切れず、軽自動車一台がガードレールを突き破って転落。 運転手の大和田…

前置き 「ニャルさま」という名前を名乗るに当たって、誰から言われたわけでもないですが、自分の内側から聞こえてくるものがあります。 「随分と調子に乗っているんじゃあないか」 「…

　高校一年生となった僕、飛騨 幸谷（ひだ こうや）は軽音部でバンドを組んで青春謳歌中！　……とはなれず、絶賛スランプ中だった。 　そんなある日、展望台で謎の言葉で歌う少女を見つけ…

ある日、世界中に突如現れた謎の時計台。その針が動くたびに「松本」という名字の人々がひとりずつ消えていく。不気味な鈴の音が消失の前触れとして響き渡り、消える恐怖に怯える松本玲奈は、…

「人間」と「モンストルム」。魔法を使用する多くの者と、魔法を生まれつき使えず、代わりに黒き異形「ピーズアニマ」を持つ者達が存在する世界。モンストルムの少年、ルークスは母の死をキッ…

子爵令嬢ソフィアは、とある出来事と謎すぎる言い伝えによって、アレクトラ侯爵家の若き当主であるオーバルと結婚することになった。 だがオーバルはソフィアに侯爵夫人以上の役目を求めて…

『悪魔の扇風機 - バンコク路地裏の元ナチス骨董屋』 薄暗い路地裏の古道具屋に鎮座する一台の黄ばんだ扇風機。 それは、ただの古道具ではなかった。 第二次世界大戦後、ナチスの秘…

タイトルがアレですけどBL要素はありません。 全２８話、約９万２千字で完結します（脱稿済み）。 　大河内遙敏（おおごうちはるとし）は中学生時代からの同級生、関猛暁（せきたけあき…

あらすじ 魔法菓子職人《パティシエ》 それは、自らの魔力を菓子にこめて人々に元気を与える魔法のお菓子を作る職人たちである。 パティシエ見習いのアンセルは、製菓学校を首席で卒業し、…

五分後に雨が上がったら、発射台に虹がかかるかもしれない。 大勢の人が、大切な人と同じピクニックシートを分け合って、同じ方角を眺めている。 発射の時間が近づくにつれて、それらの眼差…

どうして。 どうしてなのか。 私は。

断頭台に舞い降りた「僕」の運命はいかに。

　人間絶対ぶっ殺すガール(15)と姉を亡くしたショックが癒えていない傷心ショタ(12)が、“魔女の楽園”を探し求めて彷徨うお話。 　◇ 　後に暗黒期と呼ばれる時代。 　数…

　二十一世紀後半の日本。こんな都市伝説があった。 　東京都安楽市絶好町にある、雪岡研究所なる場所。そこにいるマッドサイエンティストの改造手術を受けると、超常の領域の力を得られると…

”掌編3作” ＃出前先は事故現場 　ほかほかな出来立て弁当を持って配達した先には……赤いランプがあった。 ＃築年数 　新築＝赤ん坊 ＃相合傘 　恋人と密着するために。……普通の…