ニャルさまと不思議な草
ニャルさま
孫権はよいと思う
三国志の人物について。
子供のころは
孫権の主な能力は以下でしょう。
①変幻自在の外交術
②適材適所の人材活用
③戦えば弱い、弱いけど前線に立ちたがる
①では、
三国鼎立に向かう物語を牽引したトリックスターといえるでしょう。
②では、「
また、
③こそが私の好きなところです。
①②で挙げた能力は治者にふさわしいものですが、孫権は覇者になりたかったのだと思います。海賊退治で成り上がった父・
しかし、悲しいかな! 孫権に戦いの才能はなく、前線に出るたびにコテンパンに負けるのです。
武勇伝もいくつか残っています。
曰わく、
曰わく、矢を受けすぎて船が沈みそうになったので、旋回して反対側にも矢を受けてバランスを取ったとか。(この話が後に、
どことなく間抜けさが漂うのが孫権の持ち味です。
こんなエピソードもあります。
若いころの孫権は金遣いが荒く、自分の立場を利用して役人に無心していました。ある時、ふたりの役人を訪ねますが、ひとりは融通をきかせ、もうひとりは公的な金だから渡せないと拒否します。
孫権は恨みました。ですが、実権を握ってから重用したのは、無心を断ったほうの役人でした。
この話からは、ワガママで調子に乗りやすいが、反省して成長することができる、孫権の人間性が見えてきます。
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