「カクヨムオンリー 短編」を含む小説

「ヘスティア、貴様との婚約を破棄する！」　パーティーの席で自身の婚約者に声高々に宣言したのは、王太子となったスキロス。隣には婚約者・ヘスティアとは真逆の可愛らしい令嬢・メリッタが…

ネット小説は脳に効く。 というお話。 ボクが死なずに生きていけるのは、色々なところでネット小説をかけているおかげでもある。 その程度には感謝している。 読者が多いほうがより良いし…

浮かんでくるナニカを書き留めた散文です。 ただ、救われたかったという叫び。 ただ、救いたかったという叫び。

吉田は、キーボードを打つ手を突然止め、言った。 「なぁ、大ガラスと書きもの机が似ているのはなぜだ？」 ――そこから始まったのは、あまりにも意味不明な演説だった。

「迷子か？　お前、家がどこにあるかわかるか？」 「お、お前！？　わらわは花魁でございまするよ！　もう少し敬意をお示しなさい！」 　何をとぼけているのだ……。 　とにかく自称、花…

第七回こむら川小説大賞「光」参加作品です。 よろしくお願いします。

この世界ではたった二国が対立している。 ライグライト公国。城壁に囲まれた都市。たった一つを除き、全ての国を同盟国としている。 絶対不可侵領域・魔導衆。自然豊かな浮遊する島国。…

大学生の幹也は、冷えた体を温めるためエレベーターを待っていた。しかし、静かな夜に響く複数のざわめき声が不気味さを増していく。エレベーターの扉が開くと、中には見知らぬ青白い顔の人々…

にんじん、大事。 ＊松任谷由実さんの「不思議な体験」を聴いて浮かんだイメージを短編にしてみました。

ある屋敷でのお別れパーティで、弟子に起きたサプライズ。

この国をつくったひとは子どもが大好きだった。 だからひとびとの遺伝子をいじって、１００人にひとり、永遠に大人にならない子どもがあらわれるようにした。 時が経って、ある日の同窓会…

私(藍彩)は、絵を描くのが好きだ。 しかし、高校生になって部活に入ったことでなにもかもが一変してしまった…

ところざわサクラタウンに遊びにきたあなたは、令和神社の前で不思議な声を聞く。声の主は祀られている神の使いのオオカミで、神の力を土地に馴染ませるために手伝って欲しいと言う。 ※「…

北国、姫の名を“六花”。 姫に忠誠を誓い、執事も兼任する騎士の名を“氷”。 国王にお互いとの結婚を匂わされた二人は、 「嫌なんだけど」 「俺だって嫌だわ」 ※仲良しです。 …

小学生の頃、ズボン下げという遊びが流行っていた。 背後を取られないように警戒し、見られてもいいようなパンツを履く。 狩るものと狩られるもの。 これは遊びではあるが、真剣な戦…

百個の物語。 人から聞いたこと、見たこと都市伝説やオリジナル作品です。 フィクションがほとんどで実際の人物とは一切関係ありませんが、中には作者が実際に体験した話もあります。

赤茶色の空、安い煙草の煙、巨大な銃。 蒸気生命たちを屠るたびに、青年は嘆息する。 今日も、とどかない。 あの背中に。 ねえ、おじさん。 どうして俺に、見送らせてくれなかったんだ…

氷川玲司は校内のラブコメ殲滅を誓う風紀委員長である。そして頼りになる彼の右腕である副委員長、天宮四季の心はといえば……。

母なる海は生命をもたらし、ネットの海もまた生命を産み落とした。 彼らはどんな目で私たちを見ているのか。約3,500字。 （カクヨム3周年記念選手権　お題2日目「2番目」投稿作）

【超短編】500文字以内で起承転結の本棚【リワード何それおいしいの？】に応募する為にでっち（yr 主催者：葛西 秋様 タイトルは、汐白（しおしろ）と読みます。 北国の田舎をイ…