「遅れ」を含む小説

何の特徴も無い運動が大嫌いな進学校に通う少年、涼。 ある日不思議な夢から目覚めると顎に謎の痛みを感じる。 そしてカレンダーには昨日、26日に振られた謎の丸……だが昨日の記憶はない…

電車が遅れたある日の事。人があふれる駅で、私は彼と出会った。

英梨々の誕生日ssです。 僕の前作を読んで下さるとより楽しめると思います。 読んでなくても全然大丈夫です。

その光に包まれ、気付いた時――僕達は見たこともない部屋にいました。 と、まるで小説のようなお話なんですけど、残念ながらこれは事実なんです。 ああ、申し遅れました。僕の名前は柚子…

　北山千里の幼馴染、逆瀬川栞奈は故郷で複数の暴漢に襲われた。遅れて助けられるも栞奈は心に大きな傷を負い、乱暴を働いた男らを過剰に攻撃した千里も強く非難される。不幸は続いて千里の家…

ド田舎町議の娘、イレーニアは押しも押されもせぬ立派な行き遅れである。そんな彼女の前に現れたのは、行き遅れの原因ともなった元クソガキだった。 「８年前の復讐を果たしにきた」そう言っ…

親友の誕生日を祝う為に集まった5人の小学6年生。これは、多分美しい友情の物語。

再会した元カップルの男女。元カレは結婚することを報告し、元カノから笑顔で祝福された。元カレはモヤモヤした。自分が振った元カノが、なぜ明るく「おめでとう」と言ってくれたのだろう、と。

ほんの少し前まであった道がなくなっているのが渋谷だ。 Googleをもってしても、最新で最適の道を案内することはできない。 どこか何かへ向かって大急ぎの街だ。 そのせいでこちら…

カクヨム３周年記念選手権 【８日目のお題「３周年」】として書きました。

この国では数十年に一度、異世界から勇者または聖女が召喚される。 代々召喚を担ってきた、大貴族に生まれた幼いレオナルドは聖女を愛していたし、聖女もレオナルドを愛していた。 「もう…

カクヨム3周年記念選手権　7日目

たとえその3分間が永遠でも彼女を見つけ出す。

伊藤史郎は、２２６事件で犠牲になった伊藤広重侯爵家 の子孫、伊藤和子の息子だ。しかし伊藤家の血筋も戦後、 伊藤史郎だけになってしまった。つまり伊藤史郎が名門・ 伊藤家の忘れ形見と…

ニシローランドゴリラのマルコ。 彼は動物園に十年近くいる古株で、人気者だった。 しかし、餌やりの時間を数分遅れただけで 職員にすら威嚇する彼のことを怖がる人もいて。 そして同時…

カクヨム3周年企画に便乗中。 お題「紙とペンと〇〇」 紙とペンと、僕 投稿は遅れてしまいましたが「3月16日午前5時30分」も掛けてます。 もしよろしければ、同企画に寄せた…

老人は美しい人生を遅れたのかもしれない。それはフィクションの出来事だけれど。 でも、恐らく現実世界でも片足の老人は生産される。勿論、片足の子供や青年を経て。

図書委員の鳥羽と名取。 放課後、委員の仕事に遅れてきた名取は、同級生の可愛い女の子のノートをお宝だと言って持って来た。 変わったフェチを持ってしまった、思春期中学生の危ない恋のお…

ひとつの時代のおわり。あるいは新時代の幕開け。 専制君主の息子は戦わざるを得ず、流された血は重くあらねばならない。