この作者さんの作品全体に言えることではあるが、
物語のコンセプトは王道にしてテンプレではあるが真似ではないというほど良いライン。
しかし文章力や表現力が少々………。
文章の途中で()が挿入されているところが多々ありテンポが悪い。
()内に話し言葉を入れているため違和感がある。(人はそんな風に喋らないため)
もう一つ、これが作風ですと言われたらどうしようもないのですが………。
主人公やヒロインの凄さをアピールするのは自陣営最強系では必要ですが、アピールの仕方が『くどい』のと『わざとらしい』ので残念なことになってる。
原因は、登場人物達に『やっぱり○○は凄いわ!』とか『やっぱり○○さんはカッコいい』とか『○○大好き!』とかやらせ過ぎなところにあります。
表現は重ねればより強くなるというものではありません。
より端的な方が凄みを感じさせることもあります。
いろいろ書きましたが、なんだかんだ読み続けてはいますので頑張って