「百合短編 百合」を含む小説

病弱な令嬢の「貴女」にお仕えする「私」。夏、別荘地で、二人で遠くに打ち上がる花火を見つめながら、花火には無数の色があると「私」は思う。そして、「貴女」の中に秘められた、「表情」と…

現代や近未来の日本、高校生から大学生を中心に、ちょっとした百合の短編集を投稿していきます

透は昔、罪を犯した。 犯罪とまではいかないが、親友の君嶋と、とある女の子を、その女の子の親友と一緒に傷つけた。 いや、その女の子の親友、紅葉も自分の所為で深く傷つけてしまった。 …

仕事が嫌すぎて好きな女と心中したけど、なぜか自分だけ地獄に堕とされた女が、かつての自分と似た新人の鬼と出会う話です。

三角関係になりたかった。その割には早々に諦めてしまった。なのに未だ根深く好意がこびりついている。 ※小説家になろうにも投稿していました。

一緒に暮らす同居人が疲れて帰って来たら、すごく可愛かった話。 とある友人の発想を元に書いてプレゼントしたお話を、色々と改変して投稿しています（こちらで上げることは承諾済み）。ほ…

魔女の涙は、宝石ほどの価値があるらしい。 魔女と呼ばれたその女性が流す涙には、恋愛成就の効果がある。 本に記されるほど有名な噂だが、その魔女が泣くところを見た者は誰一人としてい…

　『怪取局』調査課が全員出払ってしまう程の件数が発生した下級怪異の異常消滅事件の捜査に駆り出された水卜班２人と２体は、その現場で霊力と妖力の残留濃度と強力な霊力が残る折れた切っ先…

　夏の終わりを告げる地元の祭り当日。野上知音(のがみ ともね)は久しぶりに幼馴染である柳綾香(やなぎ あやか)と会うことになった。 　高校デビューで変わった幼馴染にどこか引いた様…

連載の合間やネタ帳代わりに、三題噺で短編を書いていきます。 こういう話が読みたい！という思いがありましたら、コメントまで。 書けるやつは書きます。書けないやつは書けません。 基本…

地元の神社のお祭りで披露される稚児舞に、一緒に舞手として参加していたことがある幼馴染の少女、美織と桜。 桜はまた美織と一緒に踊りたいと願っているのに、美織はなぜかそんな桜にそっけ…

八重樫波奈が愛したのは、あらゆるものを嫌う動画配信者、倉ノ下更。 デートには行けない。朝日も浴びれない。キスすらできない。 それでもいいと思えるほど、波奈はこの出会いに運命を感じ…

卒業旅行として行く宛ての無い列車旅をしていた大学生の優子と紗弥は、小さな無人駅で終電を迎え一夜を過ごすことになる。大学の卒業と就職、そして遠距離恋愛。大きなターニングポイントを迎…

本当だったら彼氏と会う予定だった親友と、夏祭りの最後の日を過ごすことに。 手を繋ぐことも、お揃いの髪飾りも、二人にとっては深い意味はない。

誰も触っていないのに壊された指輪。自宅を覗くストーカー。階段から突き落とされた友人。学園を彷徨う幽霊。 私立貴石学園には、生徒個人に固有の指輪が渡される。 自身の象徴とも言える…

共依存な女の子二人の百合短編です

月に憧れる街灯と、街灯を羨ましく思う月の擬人化百合です。

わたしの自殺計画を伸ばしているのは、片思い相手の通話が深夜にあるからだった。

口にするのは憚られるから、この花を贈らせて。 花言葉モチーフの短編集です。それぞれの物語には繋がりはない、かもしれません。 主に恋愛系の物語です。 百合・薔薇表現等を含む話も…