「話を聞いて」を含む小説

　歩美ちゃんは十歳。パパは彼女が生まれる前に病気で他界。これまでずっとママやじいちゃんばあちゃんと一緒に暮らして来た。 　ところが一年前、ママが初恋の人と再会。それは大きくて強面…

事件が起こり、ある一人の優秀な男に事件の解決を依頼することとなったのだが、男の行方が分からない。男を探す任務を任された私は男の関係者に話を聞いてまわるが…

幼いころからの両親の不仲で結婚生活と聞いていい思いをしない私、ハルカはあろうことか大学の就職活動の末に「滑り止めの中の滑り止め」で応募した結婚式場に就職してしまう。 そこでやり…

俺の幼馴染兼親友はアホだ。主に恋愛方面で。 彼女にフラれて傷心の幼馴染の話を聞いてやるが……ちょっと待て。話の内容おかしくないか？ 無自覚天然幼馴染×クールな被害者（？）の、…

【一話２０００〜３０００文字、すぐに読めます】 おバカが領内世直しの旅に出る。 商家のお坊ちゃんであるアルは今年１５歳。家族とは別の離れに一人で暮らして居たが、水晶が光った事…

私の創作仲間であり、第一の読者でもある友人たちは一風変わっている。 私はそんな彼等の話を聞いて、執筆したりもする。 (KAC2021 6回目お題：私と読者と仲間たち)

公園であった男は『アレ』を恐れていた。 男の話を聞いていると、後ろに立つ次なる男が…… 彼らは一体何ものなのか。そして俺の運命は……

KAC五日目「スマホ」参加作。 ある日、学校で『願いを叶えるアプリ』の話を聞いた。半信半疑で調べてみると実際にある。せっかくなので使ってみた。 そんなどこにでもある、ありふれ…

冬休み。以前祖母が働いていた『ときの港』でアルバイトすることになったぼく。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも一日を終えると、祖母の友人である美代子さんから、喫茶店『懐古屋』の話を聞…

三八を迎えた新田真平は、ひと月ぶりに行きつけのバー「カントリー」を訪ねていた。そこで、馴染みの井山幸次と顔を合わせたのであるが、何やら浮かぬ顔をしている。そこで話を聞いた真平は、…

この話を聞いた者は、同じ話を十人に伝えなければならない。 それは、よくある不幸の手紙系の怪談だった。別に、誰にも言わなかったところで本当にどうにかなるなんて思っちゃいない。だけど…

その昔、女を女が差別する時代があった。 私の見た女の人は、熟柿を私に食べてほしいと差し出した。

祈ったことはありませんか？　『お願いします』と心の中で。頼む、お願いだ、誰か、誰か。そんな思いを抱いたことはないでしょうか？　その願いは残さず聞いてくれていますよ。あなたが思い描…

“僕”は十歳ぐらいの頃から殺人のあるテレビドラマを見て、すぐに犯人が分かるようになった。それどころか、実際に起きた事件でさえ、未解決の時点で、犯人が分かることさえある。こういう超…

　 皆様、こんにちは。 　前回「何で男って生き物は、自分のフィールドに『嫁』という人間がぽこっと増えるのが結婚って思っているんだろうね？」を書いておりました、ｋａｋｕです。 …

これは、とある星の思い出話。 ……といっても、話と言えるほど長いものではない。 流れ星のように、一瞬で終わってしまう。 瞬きをするほど一瞬の、走馬灯のような星の話。 一つ、…

友達からメンズエステに行った話を聞いて、興味が沸いていた筆者。 日々多忙の中の安らぎを求め、筆者は意を決してメンズエステに行くことを決意した。 初めての施術を終えた後、筆者が感じ…

ポニーテールは正義！と叫んだら 幼馴染の妹が彼女に立候補してきた いや、俺が好きなんは幼馴染でだな、 その幼馴染はボーイッシュなんだけれども、だな...と、とにかく俺の話を聞い…

「槍を手に入れたんだ」 女子大生二人の昼食時に、友人の口から突然出てきた「槍」 なにかの冗談かと思えばそうでもない。一体なんだと話を聞いてみればバッティングセンターでのホームラ…

恋の寿命が3年だという事を、皆さんご存知だろうか？ 2年じゃなかったっけ？いやいや、4年でしょ？等、数字は諸説あるが、今回は私の話を聞いていただけないだろうか。