旦那とは一度もシないで別れました〜セックレス離婚戦記〜
kaku
1 初めに―山口百恵はやっぱりすごかった!
離婚の手続きにかかった時間は、30分でした。
★
離婚が決まった時、まず思ったのが、「山口百恵って、やっぱりすごかったんだな」ってことでした。
皆様、こんにちは。
前回「婚活していますが、何か?」を書いておりました、kakuです。あの時は、エッセイ執筆中に結婚が決まり、皆様にも祝福をしてもらい、連載も終了したのですが。
あれから、二年。
この秋に、無事に離婚が決まりました。
と言うか、離婚しました。
おいおいおいおい、という突っ込みが聞こえて来そうですが、と言うか、この章を読んだ時点で、もう皆様突っ込み状態ですね。
ええ、私も自分が離婚するなんて、思ってもいませんでした。
だって、婚活した人達の離婚率って、恋愛結婚した人達より低いって言われているじゃないですか!
なのに、離婚したんですよ、私。
まあ、色々理由はあるんですけど、それはおいおい語っていくとして。
離婚が決まった時、ちょうど山口百恵さんがライフワークのパッチワークの作品集を出されて話題になっていました。
その話題を聞いて、やっばり彼女は凄い人だな、と思いました。
「山口百恵」と言えば、昭和を代表する歌姫。
彼女を超えたアイドルは未だ存在せず、その輝きは平成を超え、令和になった現代でも失うことはないわけです。
それなのに、彼女はその絶頂期にすっぱりと引退をし、その後芸能界に復帰することはなかった。
正直、当時の夫である三浦友和は俳優としてもまだまだ駆け出し、私だったら、絶対に不満を抱いてしまった場面もあったはずなのに、彼女は絶対に表立って夫を下げずむことなく、己を別の道へと歩むことで、生かして行った。
きっと、苦労も葛藤もあったと思います。
けれど、彼女は過去の栄光に縋ることなく、それを乗り越えた。
正直に思いました、「やっぱりすごい人なんだな」、と。
さすが十代で、トップアイドルを張れただけのメンタリティの持ち主ではあります。
んじゃ、何であなたはできなかったんだ、って話になるとは思いますが。
とりあえず、この話、聞いてくれますか?
あ、それと。
このエッセイは私が世界の中心です。
読んでいる方は「上から目線!」と思われるかもしれませんが、ええ、上から目線です。
なので、不快に思われたら、読まないでください。
世界の中心は、私なんで。
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