「もし」を含む小説

「ジョセフィーヌ、お前また市場で盗みを働いたらしいな」 　宇宙海賊団のリーダー、カプテン・ブラックは眉間にしわを寄せて言った。 「だって、あのオッサンが私の尻を触ってきたんだもの…

さいかわサマーダッシュ参加作品です。 君は痛みにどれだけ強いだろうか？ もしそれが、世界的に最強と呼ばれる痛みの王だったら？ この話しはそんな痛みの王と謁見した、一人の…

日々の生活に嫌気がする時にポエムを書く場所にしました。もし気に入ったら気軽に日常にも使ってください！笑

悪女、幼馴染、秀才。 三人の女子高生の百合物語を群像劇風に綴ってみました。 相手は天然だったり乙女だったり引っ込み思案だったりと、作者の百合的な趣味がこれでもかと混入しております…

もし私が消えたら貴方に読んで欲しいから。 そう簡単におわらないよ？

背が高くカッコよくて、面倒見の良い兄。 あるいは、美人で優しくて、モデル顔負けのスタイルを誇る姉。そんなのはフィクション。現実はデリカシーがなくて、ぐうたらな兄や、人を顎で使い、…

ゾンビ作品に挑戦桜田舞（27）は都内の大手企業で働く社畜のOL。ある深夜、コンビニで買い物をしている最中に交通事故に遭い、気がつくと異世界に転生していた。しかし、彼女はただの転生…

『そうだ、ここに思い付きのネタの置き場を作ろう』 というわけで自分が面白いと思っても、それを上手く書く文章力がないもしくは完結まで書く決心がついていない時がありますが、それでも…

──魔法学園。 人智を超えた力、魔法を使いこなすための教育機関を人々はそう呼んだ。 新米魔法使いの少女、シェリル＝ローランドは一流の魔法使いになるため、この魔法学園へと入学す…

今回も音楽にまつわる企画がありましたので応募させていただきました。 今回はパワーソングということで、何の変哲もない長崎の民謡だけど、いろんな作曲家が取り入れている茉莉花という曲を…

『もし使用人の娘を後継者とするならば 　夜霧の家に血の雨が降る』 投稿サイトで連載中の『夜霧家の一族』 それは さる高名な作家の有名な作品をオマージュした 推理小説だった。 …

【僕はナシに対して何の負の意識もない。勿論、命を戴く、という意味で思うことはある。けれど、じゃあなぜナシに対してだけ、それ以外の食糧以上に深い敬意を持たなければいけないのか？　つ…

木之下真人(28)には三歳年下の可愛い妻と一人の息子がいた。妻の名前は莉里那(25)、小柄で胸が大きい自慢の妻だ。 ある日、体調を崩してしまい早退して自宅に戻ると、昼間はスーパ…

　これは、魔王が居て、勇者がいる、そんな世界の一つの結末。 読み切り版短編です。もし要望が多ければ連載版を書くかもしれません。そうなったらおそらく違う結末になるかもしれません。

絵を描く事が趣味の高校二年生、滝野水人は難病を抱え、余命宣告まで受けていた。病気が発覚してから人との関係を拒んできた彼は、ある日を境に同級生の浜里海に迫られる。 「君、絵描くの得…

「4時44分44秒に家庭科準備室の姿見で合わせ鏡をすると……」 という、どこにでもあるような七不思議を実践したマリーは、 友人を鏡に吸い込まれてしまい、鏡にトラウマを抱え続けるこ…

短編連作／1エピソード10分程度で読めます ＝＝＝＝＝ 《先生》と呼ばれる私は、さまざまな人から、不可思議で不吉なできごと――禍事（まがごと）を蒐集している。 地下鉄のなか…

彩り無き明暗の大陸。 黒の王国と白の王国は憎み合い、長きに渡り争いを続けていた。 黒の女騎士ノクシアは、ある日森で白い鳥に出会う。 強き黒、清らな白。 これは二色の出会いが巻…

不治の奇病と未知の怪物によって、人々は人口の九割と培ってきた文明を失った。 「もし、また会えたら、俺を殺してくれないか」 世界崩壊から数十年後、長い眠りから目を覚ましたミツネ…

九曜と雪上は小笠原教授の年末の大掃除を手伝っていた際に、教授が保有していた、とある古い資料を見つけ、寒蝉寺の和尚の伝承を知る。 伝承の内容は、昔々、寒蝉寺にいた和尚が、殿様の不況…