「小さな」を含む小説

同題異話、参加作品。 ※おふざけを許容できる人だけ、お読み下さい。 反省はしてる。後悔はしてない。 ――ゆあん

私は定期的に日記を書いている。その中で私はある男について妄想を交えながらあーだこーだと言っていた。 私はある男について日々知っていき、度重なる策略を含みながらその男の素性や性格、…

同題異話SR参加作品。 同じタイトルの短編集です。 普段で歩かない時間にはきっとなにかが起こるはず。

[第2期] 同題異話SR -May- 『午前三時の小さな冒険』参加作品。文芸部、再び。

「ふぁあーっ、今日はこれくらいにしとこう」 田島樹はあくびと伸びをし、寝るための支度を始めた。今取り組んでいるプロジェクトもそろそろ大詰め。あとは動作確認をするばかりである。明…

10年前ー。 2010年の夏のこと、双子の兄「汐宇」が突如として消えた。 その真実を知る為に双子の妹「汐夏」は昔、汐宇と過ごした海の近い小さな町へと訪れる。しかしそこで見たものは…

　高校三年生の夏休みを迎えた剣次。 　いつも前を通る小さな公園。 　遊具も少なく誰かが遊んでいるとこを見たこともない。 　そんな公園のベンチに一人の白髪の少女が佇んでいた。…

理紗は５秒後の未来を予知する力を持っていた。 あまり使えない力で、幼馴染の倫太郎の小さな不幸を防ぐくらいの効果しかなかった。 ある日、理紗と倫太郎は花火大会に出かける事になった。…

　晃太の目の前に突然現れた幼女の幽霊・サヨ子。 　おかっぱ頭から覗けるその顔は丸顔。足も丸いし手も丸い。唯一口元だけが四角く尖っていた。 「あの、どちら様ですか？」 　晃太…

バチカンの教授が、怪奇事件発生に関する理論、通称アカシックレコードを公表して半世紀。 科学文明が発展しても、神秘や怪異は存在し続け、人々を脅かし、欺き、魅了し続けていた。 それ…

――現代の錬金術師になってみませんか？ 求人サイトにあった、小さな町工場から想像できない奇天烈極まりないキャッチコピー。 バイト生活をしていた俺は、それを見て興味本位で応募してし…

迷宮のあるところに探索者はやってくる。探索者のあるところに商人がやってくる。迷宮が人を呼び、人が人々を呼ぶ。小迷宮〈翡翠の奈落〉を中心に据えるラーナハイナもまた、迷宮の魅力に呼び…

篠塚朱里は過去に縛られ只惰性の様に生活していた。 そこに現れた小さな星が朱里の心を次第溶かしていく。 そんなありふれたストーリー。

秋の味覚といえば、おいもです。 これは、おいもにまつわる、ほんの小さなお話です。

山に囲まれた小さな街。――幽楽町（ゆうがくちょう）。 その町には奇妙な噂があった。見た目は平凡な町、暮らしている人間も笑みを浮かべている。 にもかかわらず、夜にはガラリとその姿を…

死んだおばあちゃんが子猫になって戻ってきた。おばあちゃんの最期の望みを叶えるために僕は自転車を走らせた。

小学校低学年の頃に見た夢を、物語調にしてみました。

むかしむかしとある山の中に小さな木造作りのお家がありました。 そこにはお母さんと七人の子ども達が住んでいます。 お母さんが家から出て行った後、腹をすかせた赤鬼が子ども達を訪ねてき…