垣根康孝生態記録

私は定期的に日記を書いている。その中で私はある男について妄想を交えながらあーだこーだと言っていた。
私はある男について日々知っていき、度重なる策略を含みながらその男の素性や性格、職業などの個人的要素を覚えていく。
私と、ある男。どちらにも何の事件もサプライズも起きない。
私には彼氏がいた。友達がいた。家族がいた。何の不自由もないまま日々が過ぎていく。小さなわだかまりのみを抱えている。
そんな観察日記がポストに届いていた。明日先生に相談しよう。
次の日。
心理カウンセラーの垣根先生に相談した。