「感染」を含む小説

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、 東京に住む「私」は毎日リスクを承知で通勤を続けている。 一方で、大学卒業後に実家に戻った引きこもりの弟は、 「引きこもりの俺勝ち組」などと…

通称MLS、マキャベリスト・シンドローム。 発症者の一部が精神異常に至り、果てに異形と化す現象は二十年前に発生した。 結果、兆しがある者は東京第二都市を生活拠点とするよう義務…

1999年、終末彗星飛来 滅びの象徴として崇め、恐れられた彗星が人類にもたらしたのは、「彗星症」という新たな病疫だった。 感染者に異能を与え、人類に進化の福音を期待させたそれは…

俺はごくごく普通の大学2年生。専門は情報工学。 彼女と遊んだり、バイトしたり、ライブ行ったりと、平凡だけど楽しい日常を送っている。 最近は、つきあってもうすぐ半年になる彼女と、記…

せっせとプレゼントを準備していたサンタさんだったが 地球がとんでもないことになっていることに気づいてしまう。 このままじゃプレゼントを配達できなくなっちゃう！ ↓前回の投稿…

「世人可知《孢摺諫》全貌？」 「不知。」 「世人可知我全貌？」 「不知。」 「你，可知我全貌？」 「我知。 你非書諫， 我非世人。 」 每…

感染病により家族を失った兄妹の話。 ＊＊＊ まだコロナ感染、危険性が広まっていなかった、令和二年二月くらいに書いた話です。 不謹慎だと思い公開していなかったのですが、このままお…

異世界転生ではないので、企画の主旨と異なりかも知れませんが、あらすじを読んで判断して頂ければと思います。 主人公ハロルド・ルーベンは父の知力、権力、財力をもとに最年少で医師の国家…

とある飲食店は不穏な空気に包まれていた。原因は一組の客。感染症の影響でさらに難しくなった飲食店に、クソ客が襲い掛かる。

テスト週間真っ只中に、自分(トレーナーK)の通っている学校でとうとう感染者が出た。 その人とは部活のメンバーである自分は、自宅待機の命令が下され、学校を休み隔離される事になった。…

2050年、東京——人と人とが触れ合うことのなくなった世界で、孤独の海に揺蕩う少年少女の物語。

見えないものが広がって、いろんなものが見えてきました。 そんな詩集です。

新型のウイルスによって、世界中にゾンビが発生していた。でも、その数はほんの数百人から数千人。 以前より狭苦しい生活にはなったけど、俺達は呑気に生活していたんだ。 ＊＊＊＊ この…

「わたくし正しい奴隷となって旦那様に買って良かったと思われたいのです！その為ならなんでも致す覚悟ですっ！！」 紀元前210年、マケドニアの奥地に落ちた隕石に触れた人類は未知の…

パズルで体を構成している主人公は日々父親からの暴力に悩んでいた。 体のピースが欠けていることで学校でもからかわれる始末。 あるとき、クラスメートのひとりがピースを貸してくれて……

「何でも、君たちの描きたいと思う物を描いてごらん」 僕は幼稚園で幼い子供たちと毎日顔を合わせている。 お絵描きの時間は毎日お昼寝の時間の後に設けられる時間だ。

　『「５分で読書」短編小説コンテスト』参加作品です。 　新型感染症の流行を経て、日本人は『リング』と呼ばれる装置を使ってソーシャルディスタンスを確認する様になっていた。許可なく…

滝本新太（自称ぽっちゃり）は、憧れの京花先輩を交えて、株式会社オフィスツールズ商品企画部の同僚達と、東京奥多摩のとある山中でバーベキューを楽しんでいた。 しかし、宴が最高潮に達し…

　ある、感染者に死と特殊な力を与えるヴィールスが高校二年生の間に蔓延し、しかも、その治療がごく限られた人数にしか施せないという事態に陥ったと言う世界、どうせ死ぬのならばと、数多く…

ほとんどの感染者に自覚症状が無い恐ろしい病、それが“社会適合者症”。「自分は決して感染していない！！」そんな人ほど感染している怖ろしい病を書いた５分で読めるショートショートです。