「少しだけ不思議」を含む小説

　遅れた春がやってきた。 　とても儚くて触れるのが怖いくらいの。 　そんな眩しい幸せを。 　君とハッピーが連れてきた。 大昔に書いた学園恋愛モノ。コミュニケーションロボット・…

公園のベンチに座ってるだけで大金が手に入るという、どうにも怪しいバイトをすることになった主人公。 いざ公園に行ってみると、彼はそこで不思議な少女に声をかけられる。 「涙の色派赤が…

-Opening narration- 　“遥か彼方の別の宇宙のまたどこか… 　宇宙人に拉致されて出会った二人は未知の惑星に降り立った。 　そこは地球そっくりだがまるで違う…

ある日主人公の元に、数日前に死んだクラスメイト、冴木 梓の脳をコピーして造られたという人工知能が送られてきた。 その人工知能に冴木が生前撮ったというビデオを見せられ、その中で彼女…

ナポレオンの遠征によって「この世ならざる術」の秘奥書、＜エメラルド・タブレット＞が発見され、魔術が科学技術に成り代わった世界。 万物の構成元素ことエーテルと、情報処理機関である＜…

これは筆者こと高柳が体験した実話に基づく物語。 皆さんは、こんな経験をしたことはありますか？

時空間研究所で行われるパラレルトリップの実験。 西新橋のバー・アンカーに集まるトリッパーたち。 殺人鬼が引き起こすパラレルワールドを超えた事件。 いくつものパラレルワールドが一点…

いつも通りの日常、そんな中にも、不思議なものは隠れている。 それは俺には見えなく、見なくても良いもの。いや、見ない方がいいものだ。 ただ、俺の幼馴染、現岡みやびは不思議を見つける…

世界中が揺れて、空も宇宙も揺れた地震が起きたその日。 僕の部屋の扉の下に高さ十五センチの空間ができていた。 そこからは、僕の部屋そっくり（よく見るとちょっと違う）な部屋が見えて、…

私は春から一人暮らしをしている大学一年生。 しかし、今日もゴミを捨てるタイミングを逃してしまう……。 ちくしょう、ゴミ捨て場め。どうせならごみの日を私に通知しなさいよ。 まったく…

友人のイラストから書き出した物語。 第二弾。 暖かな放課後の「女の子」。 自分がなにものかわからない「オレ」。 この二人の関係は？

古物商八重樫 桜のもとには、悩みを抱えたお客様がやってくる。 八重樫は客の悩みを解決するのに役立つ、不思議な道具を与えるが、その代わりに一つルールを設ける。そのルールを破ったら……

神様から一つ、不思議な力『法力』を与えられる近未来的な世界。 この世界の中心都市で、主人公・ソールは人生に絶望し投身自殺を図る。 高層ビルからの落下中、せめて最期の景色を目に焼き…

「ええ？ 負け組リーマンの僕がこのマイノリティ部族の軍師になるんですかーっ？」 特に深い意味や思想、明確なメッセージ性はありません。 あくまでギャグやコメディとしてお楽しみくだ…

【全11話 投稿済み】 海沿いのとある小さな街を舞台に、夏休みの思い出作りでとある噂を追いかけることになる。だが、主人公<ソウタ>には、誰にも言えない罪を抱えていた。 彼が、噂を…

これは現代に近い、それでいて違う世界のお話――。 アスナザール大陸、海の玄関口《クラストルド》。その街外れには修理工場があった。 ハイロード・スティッカー、18歳、男性。彼がこ…