平凡でフツメンかつ底辺サラリーマンの俺が意味もわからぬまま軍師になり謎の尊敬を集めた挙句ハーレムを建国して現実に出戻り、現実世界のリア充どもを架空世界のチートで屈服させる話
本陣忠人
#1 不可思議かつ意味不明にも転移
僕の名前は天空太郎。24歳独身。二十一世紀の日本社会においての底辺生活を慎ましく送るサラリーマン。
その他の特記事項は特に無し。
それで、まあ彼女いない歴は察しの通り。
別段ブサイクで醜い顔とは思わないのに、何故か女性との関わりが薄く彩りの少ない人生。
主に保険商材を扱う弊社。
設立以降の経過した年数相応に古風な企業気質の残ったブラック会社からの帰り、意味のない残業を終えての帰宅途中。
ノーブランドの愛車―――平たく言えば、近くのホームセンターで購入した謎メーカーの折りたたみ自転車での帰宅途中。
特に説明不要で古典芸能とも呼べる現象。
うねうねしたこの世のものとは思えない暗黒色のポジティブなゲートに、前後の文脈を無視するような形で唐突に飲み込まれた。
そこに至るまでの伏線や設定なんかは特に無くて、マジで突然訪れた災厄に似た事象。
現代科学技術の限界を軽く凌駕、物理法則を謎の技術で越えた僕はファンタジー異世界に飛び立った。
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