「鬼 人間」を含む小説

異端者として人間に追われる鬼。けれど彼は人間を傷つける気はなく、むしろ人間との共存を望んでいた。 うまくいかないその願いの前に、同じく人間に忌み嫌われるあやかしが現れて…。 こ…

鬼車之島での戦いの後、鮫滅隊の凪義とゼーニッツ、射地助は新たなサメを追うために本土に上陸した。凪義とゼーニッツの二人は支部の隊士である少女と合流する。底抜けに明るい少女にやや辟易…

前半ストーリーは読み切り短編連作、後半はそれまでの事件が一つの大きな出来事へと結集してゆきます。　 人間界の片隅にひっそりと現れる魔法道具店。　 幽霊、ドワーフ、鬼、エルフ、竜……

　狼と人間の容姿を併せ持つ狼人（おおかみびと）の犬飼陽子（いぬかいようこ）は神無川県の高校に通う新一年生。 　そんな彼女の通う高校に鬼の里から赤鬼女の鬼越魅幸（おにごえみゆき）が…

「――あなたのスキルは、“ゴミ強化”です」 　レノックス公爵家の跡取りとして、大勇者になるため育てられてきたレイ・レノックスだったが、 　18歳の神託で授かったのは、ゴミのス…

神から与えられた土地、上の国にある七つの里は強力な妖力や神通力をもつ大妖怪達によって納められていた。 主人公の紫苑は七つの里の中でも強い力を持つ鬼の一族の姫として生まれたが、母…

ある一族の末子、夢夜は鬼を持っている。 名は紅。 戦場で駆ける様から、『夜叉御前』と噂されていた。 鬼の紅と人間の夢夜が会うのはいつも屋敷の外か戦場。それが二人の距離。 だが変わ…

　もとはわずか4600字程度の「私が泣いた理由」という、とある短編のコンテスト応募作です☆ 　題名は似ておりますが、誰もが感動するあの絵本の超傑作とはまったくの別物であるので要…

賽の河原で石の塔を詰み続ける事に嫌気がさした主人公は極卒を暴行し、解放される条件にこぎつける。 その条件は賽の河原の鬼10人vs人間100人で鬼ごっこをすると言うものだった。 条…

アメリカ有数の巨大都市ロサンゼルス。 今この街では、人間の血を一滴残らず吸い取って殺害する連続殺人鬼、通称『サッカー』が猛威を振るっていた。 ロサンゼルス市警に所属する女刑事ロ…

　時は大正、帝都東京。 　夜闇に閃く白刃を振るうは異形の辻斬り。 　辻斬りは人に身をやつした鬼を討伐せんとするが、そこに現れた男装の麗人にその凶刃を阻まれる。 　男装の麗人――…

桃太郎は犬猿雉と鬼ヶ島への長い旅に出た。 しかしそのお陰で桃太郎は犬猿雉と心が通じ合い、鬼を退治する頃には犬猿雉は人間の友達の様になっていた…。

　帝の剣と謳われし最強の剣士、真結月冬次郎。 　東方の国、ヒジュラにて剣聖と讃えられた彼は、だが、知ってしまった。 　この世界には、神の加護を受けた超常異能の〝魔剣士〟たちが存在…

主人公はホテルに囚われていた。 部屋には隣の部屋にだけ有効なカードキー。 廊下には殺人鬼が巡回しているという。 こんなところ、どうすれば脱出できるんだ！！ ↓前回の投稿↓ …

戦乱の時代に生まれ、“下人”として生きる少女がいた。 ある日 真っ赤な紅い月のような星を見た少女は、鬼と出会う —— 何も話さない鬼との出会いから少女の運命が変わっていく。 ※…

通学路、振り返るとそこに迷子の女の子がいた。 家まで送り届けることになったが、少女は「菊の花を五本買ってくれ」や、「人喰い鬼の出る町に行け」など、不思議な要求をしてくるようになっ…

人の魂を喰らい糧とする生き物――鬼。 自らの欲のために守るべき魂を鬼へと売り渡す堕落した僧――魂売師。 互いの利害が一致した鬼と魂売師は手を組み、次第にその数を増やし続け多くの…

～～あらすじ（終盤までのネタバレを含む）～～ 　陰キャ男子高校生の陽兵は、自室に遊びに来ていた後輩の花撫と共に、自称神様の手で幻想の街へと攫われる。超常的な力に目覚めた二人は、人…

＊あらすじ（概要） 野望と葛藤。不屈と忠誠。因果の報いと大計の果て。……人間族の男アルベリは、斯くて魔王軍の将ベリアルとなった。彼は鬼人族の少女アークフィートと共に、魔族の兵を…

大神様が座し八百万の神々様が座す、稀有なる国の中津國の今上帝様は、強力な青龍を抱けし天子様だ。そんな天子様のもとに、吉兆を伝える瑞獣鸞が現れた。 瑞兆を知らせに来たかと思いきや、…