概要
稀有なる国の今上帝様の、とても困った恋のお話し
大神様が座し八百万の神々様が座す、稀有なる国の中津國の今上帝様は、強力な青龍を抱けし天子様だ。そんな天子様のもとに、吉兆を伝える瑞獣鸞が現れた。
瑞兆を知らせに来たかと思いきや、瑞兆などあり得ないと言いながら、后妃にしろと今上帝に迫る。
しかし瑞兆鸞は雌雄が決まっていなく、今上帝にどちらにするか決めろと言う。
女体でないものは、后妃にできないと今上帝が答えると……。
厄介な青龍を抱き一途過ぎる今上帝と、人間が見れば見目麗しい乙女だが、鸞の世界ではまだまだ嘴の黄色い雛の癖に、驚く程の耳年増瑞獣のちょっと困った恋のお話し。
弟帝様ご惑乱のずっと後の、同じ中津國のお話しですので、過去の上皇様お妃様弟帝様などの名や内容が出て参りますが、お読みになられなくても解るお話しです。
瑞兆を知らせに来たかと思いきや、瑞兆などあり得ないと言いながら、后妃にしろと今上帝に迫る。
しかし瑞兆鸞は雌雄が決まっていなく、今上帝にどちらにするか決めろと言う。
女体でないものは、后妃にできないと今上帝が答えると……。
厄介な青龍を抱き一途過ぎる今上帝と、人間が見れば見目麗しい乙女だが、鸞の世界ではまだまだ嘴の黄色い雛の癖に、驚く程の耳年増瑞獣のちょっと困った恋のお話し。
弟帝様ご惑乱のずっと後の、同じ中津國のお話しですので、過去の上皇様お妃様弟帝様などの名や内容が出て参りますが、お読みになられなくても解るお話しです。