「どこまで？ どこへ？」を含む小説

　今よりほんの少し未来。世界を騒がせた大きな戦争から３０年後の、２０７０年の日本。高度に発達した科学文明と、その日常に調和し、溶け込む、人と、人ではない者たち。ベールは取り払われ…

正義とは何か。愛するがゆえの後悔の深さに苦悶しながらも前を向いて生きる人々の姿を描く。彼らに赦しの光は差すのか。 企業経営者の髙宮志朗から「身の危険を感じる」と相談を受けた私立探…

毎日を暮らす人々の、どこかで起こる私的で詩的で素敵な何かを端書に。 書いて留めるだけの価値があるのか、作者にとっても、わからない。

セクマイやら変人過ぎて生きづらい、気の向くままエッセイ。 最初からじゃなくとも、目次でお好きなところからでも読んで頂けると嬉しいです♫ （以前させて頂いた、10の質問もこちら…

　変な夢を見た　海の中で藻掻きながら 明日を探す夢　これって噂の深眠≪しんみん≫かな？ 巷では 不思議な夢についての噂があった。 　疲れが溜まりきったからか 泥が体中に纏わりつい…

(第1部) 　魔族と人間の間に生まれた半龍人のアルクス・シルト・ルミナス。 　アルと呼ばれるその少年はひょんなことから頭を打ち、前世の記憶を追体験した。 「師匠、ぼく、前世の…

――君たちはどう生きるかという問いには未だ解が出ていない。 人生を突き詰めるひとつ問いに直面した大学生の「坂東」は、孤独なキャンパスライフの中で藻掻き、足掻き、そして唯一の光明…

1987年のイギリス ノーフォーク州の小さい街に住むルイスは、1年間恋をしていた相手から身を引くことを決意。 なんとか彼を諦めようと街を遊び歩いていると、新任の音楽教師 ベリアル…

「俺はロボットだ。」 戦争での負傷から全身を機械の身体に置き換えたホームレスの退役軍人ジャックは、すっかりロボットが公共事業として社会に浸透した戦後の都市で、自分はロボットだと主…

　うちのイモリは何もしません。 　ただかわいいだけです。 　そんなイモリを愛でる日常を、のんびりまったり書いていきます。 ※このエッセイでは大まかに、『イモリ』＝一般的な…

隣に座っている彼女は笑うことはない。ただずっと悲しそうでどこか世界に絶望してそうな顔をしていた。 そんな彼女に主人公、東也は気になってしまう。 そして彼女を笑顔にすると彼女に宣言…

灯と由美は幼馴染。いつでもどこでも二人は一緒で、他愛のない日常。

藤島透子はどこにでもいる三十代会社員。 漠然と会社を辞めたいけれど、転職するバイタリティなどどこにもない。 それでも、生きていくためには働くしかない。 これは、会社辞めたい…

　今日から中学生の少年——甲矢仕　健剛。 　特に秀でた特徴のない少年は平凡な中学校生活を送るはずだったが、目が覚めると世界がとんでもない事態に陥っていることに気付く。 　しかし、…

勇者になるために見習いとして勇者一行に参加した俺。 ゆるふわ剣士勇者と超美形白魔術師とお兄ちゃん獣使いにストイック武闘家、策士黒魔術師の一行は、前回のお告げの後そのまま港町に滞在…

　降り続く雨が、ひとつひとつの記憶を霞ませる。彩陽はある日、いつもの道から外れ、見知らぬ路地に足を踏み入れる。そこには、夢を映し出す不思議な喫茶店があった。 　その店で出会ったの…

　アリスは言った。 「他人に訊くことじゃねえだろ」 　アリスは言った。 「かわいそうに……わたくしだけがあなたを救ってあげられる」 　アリスは言った。 「だがそれも、きみの『…

中世のどこかの国、ノアとルイは出会う。互いに引かれあい永遠の愛を誓いあうようになったふたりだったが、待ち受けていたのは……

自分の居場所や理想像を模索する主人公、あすみ。孤独な日々の中で目にするすべての風景が、別の世界に住む強者たちの生き様を映し出しているかのように見える。皮肉な視点を持ちながらも、ど…

次に目覚めた時はきっと──信頼出来る仲間がいるから 【第1章 甲編 あらすじ】 大親友のタツとシンは、待ちに待った新作のゲームを一緒にやることに。アクシデントに見舞われながら…