「SF(少し不思議) 短編」を含む小説

――地上にしかいられない。空を見ても、何も見えない。ビルからジャンプすることでしか、どこか行ける気がしない。そういう、子供じみた感傷なんだ。

毎年、夏になると田舎の祖父母の家へ行く。 これは中三の夏休みに出会った見知らぬ少年と僕の遊びの思い出だ。 *ふらっと気軽に読めるお話になっていれば嬉しいです。

私こと、茶介きなこが本作の登場人物たちと頭脳戦を繰り広げます。 もちろん、私が負けることなんてありえませんけどね。 ※作品内の私はいつもと少し違う人に見えるかもしれません。

私の願望を詰め込みました。何でも許せる方のみご覧下さい。

ぬいぐるみを愛する大学生の「わたし」が興味本位でぬいぐるみ性風俗に行った結果…… 性のあり方を問いかける、某所で書いた短編です。 星新一先生のショートショートをほんのり意識して…

◯プロローグという名のあらすじという名の説明 「君はどう思う？」 文芸部の部長である先輩は、何かにつけて部員である僕に質問を振ってくる。 それは学校生活だったり、夢について…

メダカを飼うことになった学生が、代用品で節約しながら飼育環境を整え始め、次第に熱中していく話。

【あの子は今、どこでどうしているのだろう。僕のように汚水をすすり、常に腹をすかして、それでもただ変わり果てていく世界を眺め続けているのだろうか。そんなあの子の姿を想像するたび、僕…

家に帰ると妻が二人になっていた男の話。現代SF（少し不思議）です。

祭りなんて嫌いだ。なぜならいつだって、私は祭りに参加していて、参加出来ていないのだから。短めの話です。

卒業式の日、去りゆく先輩を屋上に呼び出した私。 決死の思いで気持ちを伝えたその瞬間、世界は５分前に戻ってしまっていた。 果たして、先輩に想いを伝えることができるのか。 これは…

怖さレベル★★

スマホをタップするだけで様々な家電を操作できるアプリ。それだけでも凄いのにそこへAI機能が搭載されて全てが自動操縦となった日にはまるっきりSF近未来の実現である。しかし、SFが我…

人生って選択肢の連続。誰だって悩むことはあるんです。

亡くなった祖父の自宅を処分するために、室内へ入り確認をする私が見つけたのは、一つの古びたおもちゃのステッキ。ステッキを振ると、目の前に書生風の少年が現れて、祖父の兄だと名乗ってき…

天保五年、日本は全国的な飢饉に襲われていた。 小さな村に生きる留吉は、同じ村のキクに心惹かれていたが、キクは二年前から口が利けなくなり、気付けば山に行くようになっていた。 留吉は…

SFショートショート企画に参加させていただきました。 SF初挑戦ゆえに、ただただ少し不思議なお話なだけかもしれません。 少女のその後や解釈は、読んでくださった方の想像にお任せ…

70年ぶりに彗星が地球に近づいた日の夜、君と僕は再び出会った。 超短編のすこしふしぎな物語。