「部室」を含む小説

部室の中にでっかい猫が居たので、ちょっと駄弁りつつ様子を見てみる話。

　高校二年生である天上院時久はその歳で事件を次々に解決してしまい、警察の協力者となっていた。そんな時久は同級生である皇由香奈に「演劇部の手伝いをしてほしい」と頼まれる。 　顔合…

　異覚旅跡譚・上　-かつて君とともに歩んだ青春の旅路- 《いかくりょせきたん・じょう　-かつてきみとともにあゆんだせいしゅんのたびじ-》 　朝苗駆は超常現象能力『異覚』を持つ青…

天文学部の唯一の部員にして部長、鳥海咲子は今日もひとり、部室で本を読んでいた。 そんなとき。 一人の一年生が部室を訪れた。 「鳥海先輩、占いが得意だって聞いたんです」 小柄な彼女…

過去のトラウマが原因で部屋に引きこもって三年の弥生満月(やよいみつき)は、日々両親への罪悪感と自己嫌悪に苛まれながら、高校二年になっても登校日以外は学校に通えずにいた。 しかし…

※下の方に【コンテスト用あらすじ】あり。ネタバレ注意。 血の繋がらない妹がサキュバス。お兄ちゃんの夢の中で精気を搾り取らないと死んじゃう。妹を守るため、お兄ちゃんはバリスタとな…

ぬくぬく温泉部の部員である花呂、律、奈々春の三人。 平日は部室で温泉を調べたり、温泉へ行くための旅費をコツコツとバイトをして溜めている。 休日を使って日帰りや泊まりで全国各地へ行…

ーー夏休み最終日、先輩は僕の前からいなくなった。 伝えたい事は山程浮かんでくるのに、言葉にしようとすると上手に話せない透真は、廃部寸前の文芸部で一人、変わらない日々を過ご…

一宮えるめは仲野恵明杖の、世界一キュートな先輩である。春休みのある日、部室でくつろいでいたふたりの元に刑事が訪れ、ふたりの後輩である仇原潤が何者かに撲殺されたことを告げる。 …

「ちぐはぐにも程がある。非合理が極まりすぎて理屈が並ばない。理屈が無ければ――お手上げだ」 珍しく雪の降り積もったバレンタイン。 部室に現れたのは、顔を潰された女生徒の死体だっ…

日常の中で突然超能力が発現するタイプの小説です。超能力✖️アクション✖️恋愛です。 警察関係のお話が出てきますが、あくまで恋愛メインで警察小説ではないので、想像で書いているので…

黒田先輩は学校一の美人として、その名を知らぬ者は校内に居ない。 しかし俺は知っている。 先輩はめちゃくちゃ負けず嫌いな女の子だということを。 何かにつけて俺に勝負を挑んでくると…

　僕のクラスメイトである『常盤藍』は、物静かで聡明な、誰もが認める優等生だ。 　けれども、僕だけは知っている。 　彼女が部室でこっそりと、煙草休憩をしていることを……！ ※…

古萩 未玲（ふるはぎ みれい） 山々に囲まれた小さな町に暮らす、高校2年生の女の子。文芸部員で、小説を書くことが好き。 三穂 由貴子（みほ ゆきこ） 未玲の幼なじみで、未玲と同…

文芸部に所属していた副島一樹（そえしまいつき）は、周りの天才たちに圧倒されて小説から距離を置いている。 しかし、胸の奥には熱い気持ちが眠っていた。 なぜか部室でメイドの格好を…

「アリちゃん」と呼ばれる中学三年生のあたしと、あたしより30cmも背の高い後輩、中学二年生の衣織の奉仕活動部の部室での一幕。 ペットボトルの水を飲んだり、なぜかその水を下着姿で…

「胸とカリスマと奇行で部員をまとめる！」 浪漫部・綾瀬凛子の非日常青春ストーリー。 おかっぱ頭に細い目、そして目を引く圧倒的な胸。和装が似合う古風な佇まいをしつつ、奇想天外な発…

　自信をなくした高校生男子が名探偵志望の先輩（男）と組み、幾多の事件を解決して行く連作ミステリ。 　七日市学園は多様な才能の持ち主を求める私立高として知られる。異才が集う場である…

とある高校にある『総合文化部』という小さな部室に、部活がなくなってしまうかもしれないという噂が舞い込んできた。 五年に一度、有益ではない部活をなくす『精査』という動きが、この学校…

一人だけの軽音部で活動を続ける高校三年の優は冬の部室で今日もギターを弾いていた。だがその日は、とある曲が歌えずにいた。来年のことも考え部の廃部も検討しているとかつてライブで優の歌…