概要
思い出部活動規則その1『毎日思い出を残す事』
過去のトラウマが原因で部屋に引きこもって三年の弥生満月(やよいみつき)は、日々両親への罪悪感と自己嫌悪に苛まれながら、高校二年になっても登校日以外は学校に通えずにいた。
しかしながら高校二年になって最初の登校日。
満月は学校一の人気を誇る生徒会長、十二月田皐月(しわすださつき)と出会う。
満月が本校で唯一のリモート授業を受ける特待生だと知った彼女は、強引にとある教室へと満月を連れ出した。
「今日から残りの高校生活、貴方は私とここで"思い出"を作って貰います!」
皐月が連れてきたのは、彼女自身が部長を務める「思い出部」という部活の部室であった。
活動内容はその名の通り"思い出を作ること"。
最初は断固拒否を一貫していた満月だったが、毎日のように自宅に押し掛け明るく接してくる彼女に少し
しかしながら高校二年になって最初の登校日。
満月は学校一の人気を誇る生徒会長、十二月田皐月(しわすださつき)と出会う。
満月が本校で唯一のリモート授業を受ける特待生だと知った彼女は、強引にとある教室へと満月を連れ出した。
「今日から残りの高校生活、貴方は私とここで"思い出"を作って貰います!」
皐月が連れてきたのは、彼女自身が部長を務める「思い出部」という部活の部室であった。
活動内容はその名の通り"思い出を作ること"。
最初は断固拒否を一貫していた満月だったが、毎日のように自宅に押し掛け明るく接してくる彼女に少し
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