「男性一人称」を含む小説

　全三九話（序章・終章含め）  　理屈っぽくて偏屈な主人公、新崎聡は、ひょんなことから同じ高校に通う、軽音楽部員、渡樫慧太と出会う。 　慧太との出会いをきっかけに、とある理由で…

レンジョウ特急配達便は宇宙を駆ける星間配達を行っている。そんな会社の社長兼配達員がこの俺、アサギ・エルダン・レンジョウだ！そんな俺のある一日を記した電子データをここに残しておく。…

遠山敬介は、社会人４年目の会社員。彼女はいないが、気楽な独身生活を楽しんでいる。 猛暑が続く８月、彼はアパートの隣室に住んでいる女子高生が倒れているのを発見する。 どうやらエアコ…

何故か密室に閉じ込められた僕と明日海（アスミ）。どうやらイチャイチャしないと出られない部屋で、イチャイチャが足りないとループするらしい。このおかしな環境から抜け出すために2人はイ…

　ヤマダさんは夜になるとフラッと研究室にあわられては、暇そうな学生に与太話を吹っかけている。反対に研究や生活で問題を抱えた学生には、お役立ち間違いなしのアドバイスをしてくれる。 …

　高校二年の夏休み。健人には好きな人がいた。いつも一緒にいた幼馴染。いつか幼馴染以上の関係になれれば良いと、甘やかなことを薄ぼんやりと考えていた。 お題『男性一人称』 　第五…

『僕』は『あなた』によって作られた感情を持つ人工知能。『僕』は年老いた男である『あなた』を介護しながら、彼の過去を回顧する。

「第五回こむら川朗読小説大賞」によせて書きました。

俺の名は寒風寺零。巨大学園の外れにある、旧校舎へとクラスを移ってきた。 俺が編入した二年Ｍ組、通称「捜査壱係」は凶悪犯を捉える学園内警察組織だ。 俺は普通じゃない仲間たちと、「黄…

出所したばかりの男、北原懺はある日、ごろつきに絡まれている少女を助ける。 後日、ごろつきの差仕向けた機械人間と一線を交えた懺は、どこからともなく現れた人物に機械とリングで戦うマシ…

突如として人間が絶滅した世界で、ただひとり残った俺は悠々自適なロンリーライフを送っている。 食べ物自体は豊富だが、食べられるものは限られていた。 海辺の街へ行って魚を釣ってスシで…

　久保雅人は中学時代のクラスメイト、雨宮光里と付き合うことになった。それは彼女が他の男に言い寄られないためという理由で、恋愛感情はないはずだった。 　過去の光里を知る雅人は、彼女…

『エムが行方不明になったらしい』 音信不通だった旧友のエイチから、十数年振りの電話連絡を受けた主人公――エスは過去に思いを巡らせる。 モラトリアムを拗らせていたあの夏の季節。 地…

　〈僕〉はＷＥＢ小説を書くことを辞めて、人生を立て直そうとした。ところが近況ノートに断筆宣言の記事をアップすると、長年リプライを飛ばし合っていたTwisterのフォロワー〈ミサリ…

余命僅かの少年の前に内臓を売っているという少女が現れる。やがて少年は──。 ハーメルン様にも投稿しています。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありま…

醜い青年が美しい少女を誘拐する。 以前から少女に想いを寄せており、監禁するつもりだったのだ。 しかし少女は少し変わっているようで……？ ハーメルン様にも投稿しています。 批判的…

すべての人に値段が付けられる世界で、僕は０円の少女と出会った。 ハーメルンとエブリスタにも投稿しています。

死にゆく者の記憶の物語。

　交通事故に遭い、エピソード記憶――過去の思い出を喪失した僕の前に現れた後輩、四稜郭朱姫。 　僕の彼女を自称し、僕の身辺の世話をしてくれていた彼女は、僕の記憶を取り戻すために『思…

　賢王が治めるその国には、三つの騎士団が存在する。王剣、国盾、そして――護民。 　護民騎士団が一人、騎士ジーク。彼はとある信念の下、日夜その職務をこなしていた。 　彼の行く手に…