キャッチコピーにもある『学園+刑事+野球+SFアクション』という要素が実にオリジナリティを発揮しており、他の作品では見たことがないような個性を強烈に感じる作品でした。色々と惜しい部分があるものの文章のリズムや会話のテンポは良く、展開もサクサクと進んでいって18万文字とは思えない滑らかなストーリー展開でした。世界観や設定、キャラクターといった要素を読者に寄り添って改善していけば、とても読みやすく面白い作品が生まれると思います。作者さんの今後の活躍に期待です。