「探偵役」を含む小説

＜探偵討議＞ 古くはモーリス・ルブランとコナン・ドイルの往復書簡に端を発するという、要するに一方が「謎」を出して、もう一方が探偵役となり、それを解くという（架空の）競技。 一…

「犯人はあなたです。」 　名探偵に指をさされたらあなたはどうしますか？ ＊ 　シャーロキアンである女子大生の渡　蓮眠（わたらい　はすみ）は東日本ミステリー協会からミステリーツ…

友人たちはそれぞれバラバラの言い分を持っていて、誰が犯人かと疑いあう。よくある誕生日会になるはずが……。 日常にまぎれこむ非日常と、どこかズレているらしい私のお話。 ※ミステリ…

　雪山のペンションで俺は毒殺された。犯人は誰なのかさっぱり見当が付かない。そこでなぜか友人が張り切って推理をし始める。何でだよ！　おまえ探偵小説とか読んだこともないだろ！　見当外…

タケシはクラスメイトと探偵ごっこをしていたのだが、近所の子供のケンイチに見られてしまう。 ケンイチに近くをうろうろされては、タケシの居場所が探偵役の友達にばれてしまいそうだ。 ケ…

探偵が迷宮（ダンジョン）に入ったり入らなかったりして事件を解決する物語。読者の方もウェブ小説で得たファンタジーの知識を存分に活かして謎を解いてみてください。 【『常闇の墓場』冒…

私は柊秋乃（ひいらぎあきの）。 ミステリが大好きな中学二年生！ 今日も珍妙な事件が起こるのを期待しつつ、 いつもどおり友だちと通学路で待ち合わせ。 だけどそこにはクラスの女の…

真木原事件より約9ヶ月前――キャプターに就任し一年近く経った頃、シーゲンターラー謠子は同僚であり祖父母の元部下・多和本磨皓に連れ去られた。 危険な職務から幼い少女である謠子を遠ざ…

数少ない友人に誘われて、同じ大学の学生の演劇を観に来た。 「昔、ニセモノのナイフが本物とすり替えられて、自殺する演技をした役者が 舞台上で本当に自分を刺してしまった事件があってね…

赤の賢者　守銭奴、被害者、そして探偵役 ／弟子　　　わりとふてぶてしい弟子 ／僧正　　　守銭奴、赤の賢者の昔馴染み

関八州とは「関八州取締出役」といって、幕府の直轄領、いわゆる「幕領」の治安を取り締まる役職だ。関八州とは今の関東地方の全てになる。その守備範囲が広域なため、正月くらいしか自宅に帰…

　緋蒼村での事件が終わり、旅に出た二人。偶然辿り着いた旅館は、明治時代に一家惨殺事件の舞台となった忌まわしい洋館であり、今では『邪神城』と呼ばれていた。しかも、惨殺事件の犯人とさ…

虚偽か真実かを判別できるのなら、それは果たして万能にして反則の探偵といえるのだろうか。 他人の嘘を見抜ける少年を探偵役に据えて始まる学内ミステリー。 ※第27回文学フリマ東京、…

　賢者と名高い名探偵、和泉庵は悩んでいた。 　解けない謎に対してではない。 　解ける謎に悩んでいた。 　彼女は謎が解けすぎて困っていた。

【「ネット小説大賞（第7回、第8回、第9回）」一次選考、「第一回ステキブンゲイ大賞」三次選考通過作品】 　ふと気づいたら、別人になっていた男。魂だけが過去へ跳ばされたらしい。そこ…

密室状態の部屋から、女子高生のパンツが盗まれた。 容疑者はいずれも『特殊』な野郎ばかり。 超絶イケメンの変態兄貴が、独特の感性で謎に挑む。 探偵役とワトソン役のボケとツッコミ、…

犯罪捜査のために、探偵の介入が義務付けられた日本の警察。犯罪捜査をする新海警部の元にも探偵が呼ばれていた。しかし彼の元に呼び出される探偵はみんな変わっていて……？ 様々な探偵役…

高架橋の下に転がった奇妙な死体、数十年前の教室内で発見された転落死体。 謎を解いた(らしい）探偵少女はどこかに向かって迷走していく。 そして少年は余計な仕事に駆り出される。 主人…

高校3年生のぼくは、最後の文化祭が迫るある日、友人に挑戦状を渡された。そして探偵役として犯人役を探すことになったが…

冒頭に登場する犯人たち。土佐の国を疾走する霊柩車とバキューム車。その意外なる結末とは！　甲ノ浦警部最初の事件。