「小さな奇跡」を含む小説

私の趣味はメモを集めることである。 学生時代にもらったメモがキッカケで、人の字が書いてある紙を捨てられなくなった私。 ある日、集めているメモの中から見覚えのないメモを見つける。…

海外へ行くことが決まったナツは、幼馴染のハルを思い出す。 タイムマシンに乗らなくても、過去が変わることがある。 ナツとハルの思い出と、ほんの小さな奇跡の物語。 ５話完結８００…

　生まれつき、花や植物の“声”が聞こえる異能を持つ、京都に住む女子高生の楓。 　花が好きなので子供の頃は嬉しかったが、物心ついた頃、自分が皆と違う事に気づき、家族や友達にも秘密に…

なんとなく思い立って、深夜に散歩をしていると、公園でとある人物と出会った。 なんとなく共に過ごして、静かな時間を積み重ねていく。 その「なんとなく」の先には、小さな奇跡があるかも…

【teen monster syndrome：ティーン モンスター シンドローム】 特定の人が『人ではない何か』に見える原因不明の病気。発症時期が思春期の間に限定されることから一…

そこは小さな古着店だった。 閑散としている店に、風呂敷包を抱えた青年が入る。 そこからはじまる青年と店主の少女の、温かくて少し不思議なお話。

毎年クリスマスといえば、呪われているとしか思えない事が連発する俺は、今年も電車が止まりベンチでうなだれていた。 おまけに隣には、何故か俺を嫌っている隣の営業所成績No.1の美形が…

デパートで働く由衣、彼氏も仕事で暇な由衣、クリスマスケーキの引き渡しの仕事をさせられる。

初めての一人旅。 日々の疲れから解放されたくて、海の見える小さな宿まで来た。 そこで出会ったのは、透き通るような綺麗な少年。 それは、小さな奇跡の素敵な出逢いだった。

高校2年の秋。橘立花のたった17年のリアル。いじめに遭い、地獄のような日々に囚われたまま進めない私を支える家族や小さな奇跡の愛の物語。

東京都は国分寺市に存在する、お鷹の道。 散歩の途中に出会ったひとときのふれあいを記します。

ナナコとウメは、小学二年生のふたごの姉弟。ある初夏の午後、毎週水曜日におやつを食べに行く『いちぢく屋さん』の店先で、ナナコはウメに信じがたい告白をされる。 ──ぼくの前世はねこだ…

｢夏に生まれたから、千夏。安易だと思わない？しかも笑っちゃうよね。見ての通り、育った子は夏とは対極にいるような陰湿な人間だよ｣ これは、とある田舎で起こる 小さな奇跡のお話。

「流れ星は、何処へ行ったの？」 　幼い妹が持つ素朴な疑問。流れ星がどこかに落ちていった。なら、拾うことができるのではないか。 　流れ星がつなぐ小さな物語を、五分間でお楽しみくだ…

『朝生』に出演中の田原総一朗。 パネラーたちの議論に耳を傾けながら自問自答する。 ジャーナリズムとメディアに未来はあるか？ この国に希望はあるか？ 自分の人生は一体何だったのか？…

　桜の花がとても大好き女の子。 　大きく枝を広げた桜は、女の子を大好きになりました。

演出屋の私が、占い屋になった。 奇跡を起こす演出屋。 奇跡を導く占い屋。 二刀流の仕事の流儀。

「あの紙飛行機、明日香君が見つけたらきっと運命だよね」 　幼い時から幻覚（事故の恐怖）に悩まされ続けていた明日香涼は、大学生になりそれが別人格（立花翔吾）の記憶であることを悟る…

　赤貧に喘ぐ賃金労働者、金梨ふさよの唯一の楽しみ。それは想いを寄せる同僚、不方泰山に職場で会える日々だった。だがふさよは突然二ヶ月後に職場が無くなる事を通告される。 　そしてふ…