I like your smile.  ~これから歩む未来……。この恋は運命ではなく、小さな奇跡~

作者 ayane

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★★★ Excellent!!!

ミステリー要素ありの恋愛作品です。
初々しい二人の恋は、仲間や家族に見守られ、成就するかと思いきや一筋縄では行かないようで……。

主人公の明日香涼は大学生です。
ある出来事を切欠に、次第に鮮明になって行く、ある筈のない記憶。
それがいつしか、日常を侵食して行きます。

元名門女子校の附属大学・光鈴大学。
そこで紙飛行機を探していた女子高生の朝倉希と、涼は偶然の出会いを果たします。
しかし、それは必然ともいうべき出会いでした。

愉快なゴリラ・田中や友達思いの遥ちゃん、イケメン亀田。
様々な人達との交流の中、明らかになって行く過去。
そして涼は、一つの決断をすることになります。

恋人、家族、友達――誰もが持っている大切な人への想い。
その想いが織りなす奇跡を見届けてみませんか?

★★★ Excellent!!!

本作は恋愛作品としてピュアで初々しい二人の物語を綴りながら、ミステリーの要素もあります。
その謎も相まってグイグイと物語の世界に引き込まれました!

主人公は、謎の記憶に悩まされる明日香涼君です。彼はなぜか幼い頃から不思議な映像が頭の中に浮かんできます。
そして、月日は流れ大学に入学……そこで紙飛行機を探していた希ちゃんと運命的な出会いを果たします。
二人が運命の糸に導かれていく中で謎が段々と紐解かれて行き……。

高い文章力と一ページが短いので、とても読みやすくあっという間に完結まで読破してしまいました!!
あまりの面白さに一気読みでした。

後半は涙なしには読めません!
この感動をぜひ御一読下さい!!

★★★ Excellent!!!

 主人公の明日香涼と高校生の朝倉希は、運命に導かれるように出会い、恋に落ちていきます。様々な人々に囲まれて、順調に恋を育む二人。

 実は涼には幼い頃から繰り返し見る夢がありました。
 交通事故の衝撃、助手席の女性。まるで自分の記憶のように鮮明な映像に、人知れず悩んでいた涼は、やがてその記憶が誰の記憶かを知ることになります。

 それは、一途な想いがもたらした奇跡でした。

 その気持ちに気づいた涼は、記憶の持ち主の願いを想い人へ届けるべく奮闘します。

 果たして涼はその使命を果たせるのか。
 その先にどんな未来が待っているのか。

 人間の強い想いと言うのは、なんて力強くて、美しいのかと思いました。

 涼が結ぶ二つの恋の結末を、どうか皆さんも見届けてください。 
 切なくも温かい物語です。

★★★ Excellent!!!

様々な苦しみをそれぞれに抱え、それでも決して諦めずに大切な人を愛し続ける若者達の強い姿に心を打たれる恋愛長編です。
大学生の明日香涼は、自分の中に全く別の記憶が時折蠢くことに違和感を感じています。すぐ隣の女子校に通う朝倉希は、密かに涼に恋心を寄せていますが、なかなかその想いを真っ直ぐに伝えられません。そんな関係の二人が、小さなきっかけをもとに心を通わせ始めますが、涼の心の奥の「別の記憶」は、次第に強く繰り返し意識に蘇るようになり——。
涼の中の謎の記憶がはっきりし始めると共に、希の母である舞と自分の記憶が結びついていると感じ始める涼。そこには、驚くべき秘密が潜んでいました。

記憶を手繰るうちに、舞とその恋人が辿った苦しい過去を知り始める涼。そんな涼に想いを寄せ、彼を一途に見つめ続ける希。二人の心のつながりは次第に強く、かけがえのないものになっていきます。
奇跡的とも言える自らの出生の秘密を知り、もう一つの魂を自分の中に抱えながら、過去の出来事に苦しむ恋人達を精一杯救おうとする涼の強さと男らしさに、胸が思わず熱くなります。そして、その仕事を成し遂げた涼と希を待ち受ける運命に、読み手は思わず息を呑み、強く心を揺さぶられるはず。それでも「これでよかったのだ」と静かに思わせてくれるラストは秀逸です。
決して諦めることなく、深く人を愛することの大切さ。想いを貫くことの尊さを改めて教えてくれる、素晴らしい物語です。ぜひご一読ください。

★★★ Excellent!!!

主人公の涼には、自分とは違う人物の記憶があります。
そんな涼は大学生になり、女子高生の希と交流を深めていきます。その中で、涼は自分の中にある別人の記憶が誰のモノかに気づいていき……

涼の中の別人の記憶が誰のものかが段々と分かっていき、それに伴って人間関係が複雑になり……かなりドキドキ、ハラハラ!それに切なさもあって、色んな感情を掻き立てられる展開に釘付けでした☆
涼と希の前に立ち塞がるとある大きな事件を、二人や周りの人たちは、どう乗り越えていくのか……必見です!!

★★★ Excellent!!!

これはただの幻視なのか、それとも意味のある記憶なのか――。

男子大学生・明日香涼には、不思議な光景が頭の中に突如として浮かぶという経験を幼い頃からしています。強烈な光、痛み、人のざわめき――。これは一体なんなのか? まずはその点でグイっと読者を惹きつけることに間違いはないでしょう。

そんな中、一つの紙飛行機が女子高生の希と涼を惹きつけます。

涼と希、そして二人を取り巻く人々の関係の中、やがて明かされてゆく真実。ここで深く語ることは憚られますが、それは切なくも悲しい過去に関するものでした。

縦横に織り重ねられた人間関係や時系列が、紙飛行機や「記憶」、そして巧みな伏線などによって回収され、一つの物語に収斂されてゆく構成はまさに秀逸。

自分は一体なんのために生まれたのか?

誰と出会うべくして生まれたのか?

そして、これからも生き続けられることができるのか?

主人公だけではない、副主人公的な二人の恋物語に触れたとき、胸の奥がきゅっと締まるような切なさと、人を想う気持ちの一途さと時空を超えた出会いに感動し、主人公が迎える運命にハラハラすることでしょう。

目に見えない運命の糸で結ばれた人たちの恋物語――ぜひお手に取ってみてください。

★★★ Excellent!!!

交通事故と自分ではない誰かの記憶を持った男子大学生が主人公とその大学生に密かに想いを寄せる美しい女子高校生の物語です。

その誰かの記憶とは何か、美しい女子高校生とそのお母さんの過去の秘密。

徐々にその秘密に迫っていき、最後は涙の結末を迎えます☆

序盤は明るい恋愛ドラマなテイストで、後半はシリアスな様相を呈していきます。
でも、登場人物が明るくて優しく、全体的に心温まる内容となっています。

感動のフィナーレは、ぜひ皆様の目でお確かめください。

★★★ Excellent!!!

 主人公の明日香涼は、交通事故の幻覚に悩まされていました。隣の高校に通う女子高生•朝倉希との出会いから、彼の運命は動き出していきます。

 端的で分かりやすい文章と繊細な心の機微の描写力には、作者様の腕が光っております。

 登場人物の心の揺らぎに触れた時、読み手も心動かされることでしょう。

 涼と希を取り巻く人達は皆個性的。特に涼の家族は皆ユーモラスでくすっと笑えます。

 奇跡が生んだ奇跡、その不思議なラブストーリーを是非味わってみてください。

★★★ Excellent!!!

とても身近にありそうなリアリティー溢れる恋愛物語です。その中にもファンタジー要素がありその奇跡もまた、とても自然で物語に引き込まれてしまいます。

主人公は昔から不思議な記憶がありました。
それはある意味、奇跡だったのかもしれません。

自然だからこそ主人公やヒロインに共感し、後半に差しかかると涙無しには読めません。

リアルだけど不思議な世界観をそして感情を揺さぶれたい方におすすめです
(*´∇`*)

★★★ Excellent!!!

幼い頃から、ふとした瞬間に幻覚に教われてきた涼。それは交通事故の映像だったけど、彼は事故になんてあったことがなく、どうしてそんな幻覚を見るのかと不思議でした。

そして時は経ち、大学生になった彼は、希ちゃんと言う女の子と出会い、そこから恋物語が始まっていくのです。

本作は胸キュン青春ラブストーリーと、不思議ファンタジーの融合作品。
希ちゃんと仲良くなって、同じ時を過ごしている時も、度々見える幻覚のことがどうにも気になるのですよね。

この恋愛と不思議要素のバランスがとても良く、女子同士の嫉妬や妬み、人間関係の悩みを描きながら、同時に涼の秘密も掘り下げていく描き方がお見事です。

悩みもあれば恋もする。そんな等身大のキャラクター達が織り成す、少し不思議な人間ドラマを、堪能ください。

★★★ Excellent!!!

幼い頃から時折現れる、事故の記憶に悩まされる男子大学生、涼。とはいえ、彼自身が事故にあったという事実はありません。ならば、この記憶はいったい何?

答えのない疑問を抱え続ける涼ですが、大学の隣にある女子高に通う希ちゃんと出会うことで、大きな変化が訪れます。

身に覚えのない記憶という不思議な要素を含みながら、書かれる恋愛模様は非常に繊細で丁寧。
少しずつ距離が縮まりながら、なかなか心を決められない涼。学校での人間関係に悩む希ちゃん。そんな希ちゃんの側にいようとするイケメン幼馴染み。それぞれの気持ちと恋心が交錯していく中、お話の大きな要となるのが、希ちゃんのお母さん、舞さん。

親という、本来なら娘達の恋愛からは少し離れたポジションにいそうな人ですが、彼女なしに本作は語れません。
彼女が物語にどんな風に関わってくるのか。皆様自身の目でお確かめください。

★★★ Excellent!!!

予信の心は歩いてく。人届き。何処までも土までも。このレビュワーは極度の偏食です。ご飯とは色々な恋想い。色々なたこ焼き食べたいですよね? まだ見ぬ世界見せぬ? 世界の動。小の説。
僕は入院中に幻想を見ていたらしいです。ゆうやちゃんと呼ばれていました。元引きこもりで大人の恋はよく解らないです。
毎回素晴らしい作品ですね。見たこともない箱庭であるところが特筆される。

★★★ Excellent!!!

こちらの作者様の作品はいつも読ませていただいていて、毎回「さすが、恋愛小説の名手だな」と感心するのですが、今回もやっぱり名手でした。
一番の特徴は、人間関係の捉え方の妙にあると言える気がします。
キャラクター同士の関係性や距離感が絶妙なんですよね。
ある者は片想いの状態から一歩を踏み出せず、ある者は嫉妬のために必要以上に踏みこみ、ある者は思いを寄せられていることにまるで気づかず勘ちがいし……。
そうした複雑な関係性を、作者様は、平易な言葉でさらりと見せてしまう。
構成力が巧みなのと、描き分ける技量がたしかなのでしょうね。
キャラクターの濃さで勝負するライトノベルとはまた違った、人間関係の妙で魅せてくる上質な恋愛小説。
この時期にぴったりな作品ではないでしょうか。

★★★ Excellent!!!

作者が今まで描かれてきた十代の作品とは少し異なった作風に感じられます。
初々しく、瑞々しい青春の日々が、淡々と描かれています。若者たちの言葉、行動が生き生きと踊っています。
主人公(明日香凛)は過去に事故に遭ったことがあり、しかも別人格(立花翔吾)に憑りつかれています。彼に憑りついている様々なトラウマから如何に解放されていくのか。初々しい朝倉希との紙飛行機が結ぶ交流、二人の個性的な友との交流、そして、どのような奇跡が主人公を待っているのであろうか。
新しい作者に出会った思いです。自信のおすすめ作品です。