「ホラー 短編ホラー」を含む小説

船形泉子は女子高生である。 彼女には一つの目標がある。 「怪談師にわたしはなる！」 そんなちょっとだけ怖い話シリーズ。 第三回『つま先』 創作フェス向け連作短編です。

猫の眼を使い『恐怖』をシェアするのだ。より多くのサプリを生む為にな！『他人が苦しんで恐怖するのを安全圏から眺めるのは本当に愉快だよなぁ？』馴染みの喫茶店『〇（ホール』に出入りする…

ある日、主人公・大本重徳のもとに一通の手紙が届く。差出人は、かつて彼の手によって命を奪われた小芝智也。亡霊となった小芝は、手紙を通じて恐怖と復讐の序章を告げる。後悔と不安に苛まれ…

私はあの子にこう言った。 『このことはだれにも言わないことね？』 怖がられたかも知れない。 それでも私は……。

実家で飼っている猫が薄気味悪い。 母は猫を溺愛していて、人間の私と姉妹扱いする。 どうすればあの猫を××できるだろうか。

注意事項、問題用紙、そして、恐ろしい解答……

行き交う人々。ネオンの街。雨の夕暮れ。 刑事のカイドと新人のミクヤに緊急要請が入る。 向かった先のアパート、その風呂場には男の死体。 彼の両足は、踝から切断されていた……。 …

ボクはぬいぐるみのクマ。 工場で作られ、クレーンゲームに並べられた。 いつまでもいつまでも。 やっと出られたと思ったら、まさか・・・ ボクとケンとの出会いと友情の異世界ダークフ…

天才魔法使いである妹と比較され続け、生家から逃げ出してきた令嬢セリシア。 僻地にある魔法学院で変わり者の先生と出会い、その心の傷も少しずつ癒え、全ては過去の思い出になろうとしてい…

「この妖怪の前では怖がらないように。もし怖がったら、《二人に分裂して》《持っていかれる》から気をつけてね」 忠告されたのに、結局そうなってしまった。 生き延びるかわりに失ったもの…

毎朝バスに乗れない幽霊を見る。その正体が数日前に事故死した人間だと知り、未練でもあるのかと声をかけたら、その日から現れなくなってしまった。本当にそうだろうか？

カクヨム公式のお題に挑戦したくて書きました。なお、お題は「雪」です。

　新作落語風のお話です。ボロアパートに暮らす独身男、佐藤。ある日、壁におかしなものが生えて来て……。 　噺家・てやん亭 今竹松の語る怪談噺、お楽しみいただけたら幸いです。

フミオは小さな家蜘蛛に死んだ息子の名前をつけ、かわいがる。それは次第に巨大化し、周りの生き物が消えていくが彼は何も気づかない‥‥‥ 定番の蜘蛛ホラーをお楽しみください。

都市伝説として名高いメリーさんが、なぜか“ストーカー”の標的に!?　いつもは追う立場の彼女が、今回は追われる側に回るという不条理。だけど、ホラーと笑いが入り混じったこの騒動は、意…

　午後からの気だるい思いをしながら職場に出た私は、普段通りの業務をこなしていた。 　態度の大きい老婆を適当にあしらい、男性客に呼ばれついていく。 　どこにでもいる男性客だがその言…

安普請で暮らす中で隣人の音がまったく聞こえない話

中学二年生の如月友恵は、幼少の頃に観たバレエの公演に触発され、将来バレリーナになることを夢見て、日々練習に励んでいた。 しかし、生まれつき体の硬い友恵は、バレエの基本であるつま先…

会社帰り、藤沢進悟は空から落ちてきたきた女性を助ける。 女性はサンタクロースの格好をしていた。 何故、空から落ちてきたのか尋ねると、彼女は真面目な顔で答えた。 トナカイに振り落と…