「ファンタジー史」を含む小説

飴雨（ジウ）。空から飴玉が降るこの天候とともに生きた歌人が、大正時代には存在しました。 名前は国木京子。今回はそんな京子の生涯に沿って、飴雨における短歌表現を覗いてみましょう。

過去へのタイムスリップにより歴史を変えてしまう【チェンジャー】と、彼らを止めて歴史を守る【リペアラー】の話。 ☆☆☆ 「賢いヒロイン」中編コンテスト参加作品。 ※この作品はフィク…

源頼光と四天王による酒呑童子退治以来、鬼の一族はただ人の世から隠れて暮らしてきた。 それから、千年。時は現代。 高校一年生の渡辺碧（わたなべあお）はある時、禁足地となっている山…

1940年のフランス。殺伐とした世界情勢の中、とある人物が小さなバイオリン教室を開いていた。一方、2023年の日本。世界的に疫病が蔓延する中、とある人物が音楽大学でバイオリンの研…

【阿蘇　大鯰】 一話完結。 今は狗奴国の卑弥弓呼と知られる草部男王が統べる阿蘇国でのこと。 女官の久々知彦は阿蘇の五十鈴姫に頼まれ、阿蘇を害する蟒蛇（うわばみ）の討伐に出る。 …

江戸末期という激動の時代。 歴史の闇に消えた、驚異的なテクノロジーを有していたカラクリ師たちの、知られざる物語。 古代機械文明より受け継がれた、奇跡の術ともされる"祖（そ）カラ…

巻髪五郎は死んだ。 しかし、死んだ後も世界は続いた。死後の世界を牛耳っていたのはかのフランスの英雄、ヨーロッパの覇者、ナポレオン・ボナパルト。 先に死んだ妻、哀子との再会を果たす…

　とある世界に、日ノ本と呼ばれる国があった。 　日ノ本では、四季と方角を司る『四神』と呼ばれる神々が、四つの家によって守り伝えられている。 　しかしある時、その内二つの家から朱…

平安末期、この世の栄華を極めた平家の長、清盛は最期を迎えた。肉体から魂が離れ、旅立った先には不思議な空間があった。

印刷工場で三十年以上働いて来た私は、ある日、占い師に手相をみてもらう。スリッターという機械の鋭利な刃先が手のひらを切り刻み、皮膚の傷に浸透した印刷機の塗料で自然と緑色になっている…

『ベーカリーすみだがわのケーキ五種は、午前中に配達される』 https://kakuyomu.jp/works/16816452219910252546 の、後日談です。

レスウィスティーナ世界とグランシスディア世界の、光と影と闇をダイナミックに描きます。 どちらかと言えば異世界ファンタジーなのですが敢えてSFとジャンルを設定しています。SF：サイ…

小国トルノにねずみを可愛がる王子がいた。 名前はリアという。王宮に何匹ものねずみたちを飼って名前を付けていた。 ---------- こちらの作品は『有象無象』006号に掲載…

時は平安末期、鞍馬寺を出、奥州藤原氏に身を寄せた義経はそこで様々な精霊や人と出会う。 その出会いの中で、九郎は何を学び、何を選ぶのか。

天之比登都柱（あめのひとつばしら）とも呼ばれる伊伎洲（いきのしま）に、月神と雷神の末裔が降り立った。 二つの氏族は交わることなく並存していたが、ある日、月読の嗣子が雷の娘に恋をす…

19世紀初頭。フランス革命を経て貴族達に集約された多くの芸術作品がフランス国民へと開放されていく時代。〝魔導芸術〟と呼ばれる〝武器〟を手に戦う者達がいた。 元々は読み切り用に…

イスラエル含む各勢力による軍事攻撃の犠牲者に捧ぐ 　＊＊＊ 「この子の母親は人魚です」 赤子の頃にワルシャワの孤児院に預けられた女の子モニカ。変わり者で穏やかな彼女は、歌を…

ショートショート。あるいは短い寓話。 とある小国の象徴であった時計の、生と死。

３つの女神によって500,000年前に始まった人類史、それを全部目撃した宇宙から来たドラゴン。彼がみた人類史はどんな色だろうか。私の大学卒業がかかったインタビュー課題が今始まる。…

　※注　某名作ラノベの題名っぽい名前にしてますが、関係はまったくございませんｗ 　気がつけば、長編・中編・短編含め、カクヨムにもけっこうな量の作品をUPしております。 　故に作…