「うっとり」を含む小説

楽して筋肉をつけたくてナノマシン療法を始めた主人公。 毎日劇的にマッチョ化する自分にうっとり。 でも、ナノマシンはちょっと頑張りすぎて……！？ ↓前回の投稿↓ 『ゾンビ病棟2…

侯爵家の長女として産まれたアレクシアはまるで花の精の様だと周りにチヤホヤされながら育っていた。 3日後に4歳の誕生日を控えたその日は大雨で外に出られなくてイライラしていた為、…

エーゲ海に浮かぶギリシャの美しい島、サフォロス島。二年半前に母を亡くしたクロエは、この島で小さなみやげもの屋〈エーゲ海のかけら〉を営み、妹リッツァを大学に進学させようと懸命に働い…

罪を犯したあなたは日差しを拒む陰の通りへ訪れた。とある噂を頼りに【　　　】という珍妙な相談所を目指して。 泥濘に捉われているような重い足取りは喧騒のない薄暗い通りに誘われ、辿り…

「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」 「え？　私、あなたのことを見つめていませんけれど……？」 「な…

小説の完結は醍醐味だ。最終話を書き上げて投稿ボタンを押す。「ポチっと」この瞬間が快感だ。 新着ページと完結済みページに踊る「完結済み」の文字。見るだけでうっとりする。 俺の作品が…

「ちょっとした昔話を思い出したんだ。確か……死んだペットは、天国に続く虹の橋の前で飼い主を待っているって話」 　スマホから聞こえてくる物語に、化け物ライターはうっとりとまぶたを…

私は某乙女ゲームのキャラクターが好きすぎて、毎日そのキャラを眺めては「尊い」とうっとりしていた。 そんなある日、突然眺めていたキャラのカードが光出し……出てきたのは推し！？

（カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

彼女を欲する茂木恋。 恋愛指南ブログを信じ行動に行動を重ね、気づけば彼のもとには『モテ期』が訪れた。 しかし、恋愛はそんな一筋縄でいくわけがないのである。 なんと数奇なこと…

自分を物語の主役だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。 私伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに絶縁宣言をされていた。 場所は舞踏会場、周囲が困惑…

私、この淫蕩な女学生こと川島は、異国の言葉を知っている大人たちを、どうしても好きになってしまいます。彼らはくたびれているのに無垢なのです。いいえ、川島なる女を受け入れてしまう大人…

武蔵野台地は、広い野原と見上げた月の美しさの和歌が多く読まれた土地だ。 私、平野　加奈子は上京し進学したこの場所で、かつての歌を詠んだ人の気持ちを思ってうっとりとした大学生活を過…

【酔う】 飲んだ酒のアルコール分が体中にまわり、正常な判断や行動がとれなくなったりすること。「美酒に―・う」「―・った勢いでけんかを売る」 そのことに心を奪われてうっとりする。…

階段の踊り場で、母が規則正しいリズムで踊っている。 トントンタッ　トントンタッ 口元には絶えず笑みを浮かべ、目をうっとりと閉じている。 身に纏った衣装はショーウィンドの中の、…

「ウザい、キモい、死ね」 トゲを刺すように、ひどい言葉を繰り返す永遠（とわ） 「死にたい……」 死ぬつもりもないのに、うっとりとつぶやく茜（あかね） そんなふたりの声に、傷つ…

イザベラとソニアの姉妹は、歌とお芝居をこよなく愛し、機会あるごとに劇場へ足を運んでいた。そこで、未来を視る不思議な力を持つソニアは、たまたま忍び込んだ楽屋で、大好きな歌手と遭遇す…

欧州委員長に女性、それも年齢ほんまかぁー？という美人。子供7人を育てながら政治活動をしたと聞いて男には絶対無理と感服。メルケル氏の秘蔵っ子とか。ぼくはメルケルさん贔屓で、あの〈ぶ…

「青い海と同じような色をし、それをさらに美しく光り輝かせた、まるで宝石のようなカメの甲羅に、ついうっとりしていると、いつの間にか海底都市に着いていました。 　不思議なことに、…