「あまい」を含む小説

「私」は、絶望的に滑舌の悪いOL。そんな彼女がひそかに思いを寄せている二宮チーフが、ある夜発音トレーニングをしてくれるという。でも、それは相手の姿が見えない闇の中で･･････。…

「あなたって、もしかして幽霊だったりしない？」 季節は夏。喫茶店にふらりと現れた女性は、店員である窪塚馨へそう言い放った。 彼女の名前は長瀬香。「アポロチョコを食べると未来が…

中学二年生のハルカは、友人の紹介で知り合った高校生のミノルと付き合うことになった。 顔と名前しか知らない彼氏が出来た三日後、はじめてのバレンタインデーがやって来た。 *** …

夏の午前3時、勉強の手を休めたそのとき。窓ガラス越しに見えたもの…（表題「夏の宴」）。13年文学フリマ参加時の作品を集めた短編集。残業帰りのタクシーでのできごと（「あまいにがい」…

「その日」は特別だった。 後見人から許しを得て、マツリカは夏の盛りのある日、箱庭へと足を運ぶ。 奔放に伸びる花と緑、土があまい匂いをこぼす、賑やかしくもなつかしい、あの思い出の…

人を喰らう赤薔薇の奇病カニバルブーケ。それは魔女ブージャムの呪いと噂されていた。 育ての親を亡くし、伝手を頼って極彩の都と謳われる王都アルバへ越すこととなった青年セス。 薔薇にし…

妹。 わたしの妹。 よくできた、わたしなんかにはもったいない、妹。 染めていないのに少し明るい、やわらかな髪。 きれいというよりかわいい方向に整った顔だち。 穏やかで花のよ…

『最高の目覚め』って、意外と平凡なことだと思う。

お調子者でシャイな少年の、あまい青春の一ブログです。 『切り札はフクロウ』『２番目』『シチュエーションラブコメ』『紙とペンと〇〇』全部入れときました。皆勤賞狙います。

少々男性恐怖症気味のヒロイン、イズミちゃん。 そんなイズミちゃんになぜだか好意的な年下ペットショップ店員との、ちっとも進まない焦れったい恋のはなし！ 29歳独身！ 甘々な王子…

『隣人』という存在が人々を襲う世界。 彼らを狩る隣人ハンター・カナコを友人に持つ主人公・モコは、ときおり彼女の狩りに同行し、隣人の死体を食べることを楽しみにしていた。 アイスやク…

津川亜紀は親友の岡島結衣からある症状についての相談を受ける。それは食べるものの「甘み」を「苦味」としか感じられないというものだった。症状の原因、それはーー

夏と花火と鎖骨の話。を書きたかったのですが、割合間違えましたね。これからも鎖骨にチャレンジして生きたいと思います。 他愛のない話になりました。

小さい頃からずっと一緒に育ってきた幼馴染3人のにがくてあまい苦難に満ちたラブストーリーです！

女の子は砂糖やはちみつ、あまいお菓子でできている。恋して溶けてひとつになって、そんな恋物語を夢見てる。 コーヒー×角砂糖の恋のお話。

2000年代オタク高校生同士の初恋「三月に架ける橋」、 大人になったいとこ同士の三角関係「雨ではなく、雪でなく」、 の2編をお読みいただけます。

恋のおわりの話です。 卵焼きはあまいのとしょっぱいのどちらがすきですか？ 読みやすいように感覚をあけています。 カクヨム美味しい話＆恋の話短編小説コンテストに応募している作品…

ついにかばんたちと合流したアライさんとフェネックさん。巨大セルリアンとの対決を控えた夕暮れの中、アライさんはかばんにある事件の謎解きを依頼する。それは、かばんたちを追って訪れた『…

ため息を吐いて、逃げた幸せがこの空間いっぱいの酸素を飲み干したとき。 それは幸せなゆめに、落ちていくの。 剣崎一としての初作品「あまいゆめ」の番外編になります。 番外編のみでも…