「#龍」を含む小説

※2024/5/30　１話から19話まで改稿済みです。以前の内容から変更部分が多々出てくると思います。 キラ皇国の修道院で暮らす元令嬢シェリは13歳のある日、皇城へ呼び出される…

　かつては世界帝国と呼ばれた唐王朝も国家としての寿命が尽きようとしていた。 　唐の首都・長安すら失陥した民衆反乱「黄巣の乱」は、歴史の表舞台に二人の男を出現させた。 　全身黒づ…

会話の少ない一話完結の短編となります。

「キミの村燃やしちゃったから、私についてきて！」 ――これは、村を燃やした龍と、住む場所を失った主人公の旅物語。

龍を最高神と崇め讃える『龍崇教』を国教と定め、国民の全てが信仰者である、『龍崇国デライアン』。 この国には、龍に愛された存在——『龍選者』と呼ばれる者達がいた。 しかし、『龍選者…

　伯爵令嬢ロゼッタと辺境伯の王命による婚約が発表された。悪評の絶えない大貴族との唐突な婚約に怯えるロゼッタを迎えに来たのは辺境伯家の龍騎士。彼は不愛想ながらも親切で、案外よく喋り…

神や魔術が存在する現代。広大な自然とそびえ立つ霊峰のそびえる地の守護を 担ってきた名家である八海上杉家。その三年である上杉龍穂は １７歳を迎えた夏のある日に父親である上杉景定から…

街のゴミ処理業者として働いていたガルム。作業中に汚い鉄の塊を見つけたので、鉄クズとして売り払おうと家に持ち帰る。丁寧に洗うと、どれも美しい武器や防具だった。 調べるにつれ、それ…

　近代社会の世界から、中世ヨーロッパより前の時代。板ガラスも存在しない異世界へ、誘われた者達がその世界の住人である独裁者、大金持ち、悪党などに就いてその者達の夢を叶える。 　魔物…

現代日本でミリオタかつ歴史オタクの高校生、矢澤健太が龍王丸(3)に転生する。生まれ変わった龍王丸は無事に領地を守れるのか？ 龍王丸とは今川氏真の幼名です。 ミリオタ設定を入れる…

――今日もまた、神秘と幻想が死んでゆく。 日常の風景に霞むファンタジー。そんな幻想を描きつつ、どこまでも現実を知らしめる夏にぴったりな風情の純文学の短編です。

強力な魔法を操る魔導士部隊を核にして大陸に覇を唱えようとする北のイゾルデル帝国。これに対して東部中原の豊かな農業国家リスト王国は、伝説の怪物や妖精といった幻獣を召喚し意のままに操…

この時代において不思議な生き物や魔法、神話や伝承などに出てくる神、そんなファンタジーは完全に否定された………… はずなんだけどなぁ………… ファンタジーが完全否定された時代に突…

異世界に転生した元貿易会社勤めのサラリーマン龍宮寺雅人は天使アダマスより授かったスキルと元いた世界の知識を使い商人になる…

意識のみを機体に送り込み、仮初の肉体を使ってレースを行う近未来スポーツ、リンドブルムレース。 幼い頃にその魅力に囚われた香月兎羽は、高校入学と共に自らもリンドブルムレースのランナ…

【あらすじ】 小学五年の夏休み、山中理は同級生・堀龍起を人知れず殺害した。 罪悪感に苛まれながらも、その事実を隠して別の地で生活していたが、高二の五月頃、再び同じ地に戻ることに。…

ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え…

三好長慶は、長弟・三好義賢、次弟・安宅冬康、末弟・十河一存とともに、足利幕府ぬきで畿内を治め、静謐たらしめていた。一方、近江に落ちていた将軍・足利義輝は、天下の権を取り戻すべく、…

神世と呼ばれる特区に、十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。 特別な異能と美貌を持ち崇められる神々は、穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの〝巫女〟を選ぶ。 巫女は末永く…

　中原といわれる世界。 　かつてそこには『災厄』が存在していたという。 　『災厄』がどのようなものであったのか？今となっては定かではない。 　ある者は民を苦しめた悪逆の王であった…