概要
主人公は奈良時代の、ヤンキー少女。(十四歳)
ヒーローは豪族の若さま(九歳)です。
「紅艶 〜椿売と鎌売〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661631720718
に登場する鎌売の、ギャグに振り切れた父ちゃんと母ちゃん。
この二人が好評でしたので、馴れ初めを読者さまにプレゼントいたします。
※蜂蜜ひみつ様の、企画てんとれ祭参加作品。(第一話のみ)
この物語は架空です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恋愛もの…だけど力強く、潔く、清々しい!
腕っぷしが強いヤンキー少女と、歳下の豪族のお坊ちゃま。
そんな二人がどう結ばれるのか…。
前半コメディ要素も加えて進む物語は、ちゃんと恋愛ものとして心地よく終わります。
物語として、とても面白い!
しかし、この物語の良さはそこだけではありません。
現代と違って、自分の思うように生き方を選べなかった奈良時代。
それでも主人公達は、敷かれたレールの上を仕方なく歩くのではなく、それを自分の人生として顔を上げて力強く生きるのです。
その潔さと清々しさといったら、眩しい程。
真っ直ぐに向け合う愛情も然りです。
そして、作者様のシリーズに共通する親子の愛情や絆が素晴らしいのです。
人間はこうして繋…続きを読む - ★★★ Excellent!!!とりこにされる このウマさ! 100点
品ある金地に龍紋様、歴史ある看板(なんせこの御作設定は奈良時代)を掲げた屋台を祭りで目にした。そこで何気なく食った串焼き。
うっ! こいつはウマい!!
出会い頭に拳骨喰らった気分だ。
ハツラツとして肉汁ジューシー、ピリ辛ダレ。コレは白き茶碗の炭水化物が欲しくなる。
そこへ店主から勧め差し出されるは、ふっくらもっちり白き湯気を上げたまんとうのようなもの。
なるほど…肉を挟んで、「甘いタレ」をかけてか。先の想像とは違うが大いに魅力的だ。では早速。
こ、コレは! なんとまあ……素晴らしきマッチング!!
もう、こうなるとガツガツ食うのが止まらない。頬張り胸が苦しくなるのを見計らって、店主が差し出した…続きを読む - ★★★ Excellent!!!群を抜く別次元のキャラ表現力に驚いちゃう( ;∀;)
物語を書く時にキャラが大事だと、僕は別のレビューで書きました。その先についても少し触れてしまいたくなる程、今回もこちらの筆者様は圧倒的に優れた筆力を存分にふるっておられます。そして期待にたがわず、さらに上を行く面白さでした。
僕はつい、小説技法の種明かしをどんどんしたくなります(笑)。
それは何かと言えば、キャラ造詣においての「矛盾点」の解消につながります。
どういう事かと言うと、個性を立てる事でキャラは読者様に認識されます。10点満点中で言えば、これで1点。必死で考えた個性キャラも生み出すだけでは1点です。さらにその個性が魅力的である事でやっと2点に達します。案外低いです。
厳しい…続きを読む