概要
名家の若さま、美人姉妹の屋敷に来ております。
姉に結婚を申し込むためですが……?
奈良時代、一夫多妻制、良いのか億野麻呂《おのまろ》、こんなただれた……ゴホンゴホン、優雅な生活で! 殿方垂涎。
「紅艶 〜椿売と鎌売〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661631720718
で登場した鎌売《かまめ》のお兄ちゃん、気になる彼のその後をレポートします。
この物語は架空です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!残された男女の素敵な……えちえち( *´艸`)
お話の作者様のご説明にもあるように
作者様の作品
「紅艶 〜椿売と鎌売〜」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661631720718
を最初にご覧になる。
若しくは、このお話を読んだ後にこちらをお勧めします(^^♪
こちらのお話で悲しい出来事があり、それよりある意味残された主人公と姉妹2人の愛の物語です。
3人ともしっかりとお互いを思っており、一夫多妻が認められていた奈良時代の夫婦関係を、『紅艶』にあるお話をバックグランドにして、素敵な物語にと昇華しております。
私は『紅艶』を先に読み、こちらを読んだので、少しだけ『んんん?紅艶のお話を考えると…続きを読む - ★★★ Excellent!!!こういう愛のかたち、素敵だと思います。
『紅艶 〜椿売と鎌売〜』の後半の主人公、鎌売の兄、億野麻呂の愛の物語です。
かつて袖にされた池田君久君美良が忘れられない億野麻呂、その面影を残す彼女の妹、阿耶売に求婚します。すると、阿耶売も、その妹の之伎美も億野麻呂のことを望み……。
どんなに仲睦まじい男女でも、互いを100パーセント理解しあえるわけではありません。その不完全さに苛立ちや焦りを感じてしまえば、たとえ一対一の男女であっても、幸せにはなれません。むしろ一対一のペアであれば、自分が得た男/女だという意識は強くなりがちなのではないでしょうか?一夫一婦制には、いつの間にか相手を束縛し破局に導いてしまう、ひとつの道筋がしのんでいるもの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!愛らしくも深い情の物語。
僕はこの物語を読んで、女の子の愛情について考えさせられました。
恋をする時に情という部分はすごく影響があります。どういう事かと言うと、恋って言うのは単純に言えば、誰にも等しく訪れる「衝撃」です。でもその恋を形作るのに持って生まれた情という部分がとても重要で、様々な愛の形が存在するのです。
尽くす子と我儘な子、楽しむ子と消耗する子、ものわかりがいい子とめんどくさい子、放任する子とかまってちゃん、シンプルに書くだけでもいくらでも出て来ます。それだけ恋の形はそれぞれで、その子の情にとても影響されてしまうのです。
情により形作られる愛、だから愛情と呼ぶのです。その想いはその人だけの特別な恋心の…続きを読む