「自分と自分」を含む小説

心の底からの悲しみに打たれ、ちりちりと心身が痛む。

友人の妹について知らせがあった。私は過去の自分と今の自分を見比べることでつながりを再認識することになる。 モノクロームの心象風景が、やがてカラーを取り戻す。

　九月の土曜日、誰にも見えない折れた翼の持ち主である十四歳の『ぼく』は「自分は死体だ」といい放つ少女ディーと出遭い、彼女には翼が感じられること、またこの世に残された霊さえ感じ取れ…

エッセイやめるわって言ったけど、またはじめた人。 （書かないと落ち着かないと気付いてしまった） よろしくお願いします。 映画の話をよくするよ。自分の家庭のこと、友達のこと、悩…

コロナ禍を生きた人々・行政対応編の前日譚、番外編です。 ２０２０年３月～１０月までの別視点の短編（４０００字程度）となります。 行政対応編についてはコチラが本編となりますので、…

幸福。幸運。幸せ。充実していると気づく。 違ったんだ。半分ずつではなかったんだ。 フィフティ・フィフティではなく不幸せでもないのかもしれない。

こんにちは。ちょっと変な体験記です。 カクヨムコンテスト参加の皆様と一緒に、作品紹介したり、悩んだり、考察したりしたい体験記です。 この体験記は、エッセイ、の書き方ではないのです…

　いいわけで満ちてしまった世界。嘘に嘘を重ねて、みんなありもしない幻を見ていた。そのマイナスはやがてバランスを取ろうとするだろう。その時が目前に迫っている。もう言い訳する時間なん…

続きを書いていないわけじゃあないんだ。少しずつだけど書いているんだ。思ったよりも進んでないだけで……　いや、この最後のお題が終わったらちゃんと書くから、もうちょっと待ってください。

きれいな顔立ちをしているなと思っていたら、あっという間にイケメンになっていた。息子のような存在だが、この店の亭主とは体つきも顔立ちもまるっきり似ていない。 「おう」 「ちょっと、…

香と桃野は狭い六畳で何を語り合うのか。 恋愛ジャンルに入れて良かったのか。 この最終章を読んで確かめてみてください。 本作は連作となっています。全部読んでも１万字強なので良かっ…

KAC20236お題「アンラッキー７」参加作品。 どうしてこうなったのかわかりませんが、タイトルの通り生粋の物書きさんなら殴りたくなるであろう文章を人生で初めて書いてみました。 …

2023年2月26日に大学受験を終えた作者みしょうかんが、自身の受験（中学受験・大学受験など）について振り返り、そこから得た教訓などを書き記していく。

共にカクヨムユーザーとして活動している、双子の兄弟。 しかし書籍化経験のある兄は、書籍化経験の無い弟を見下し虐げていた。 そしてついに怒りが頂点に達した弟は、兄を殺すことを決意…

サンギ28歳は、妻であるシノの病を知らされる。 全身の筋肉がおとろえて死に至る難病だ。 だが医師は、サンギの筋肉を生体移植すれば助かるという。 サンギは全身を人工筋肉にして、シノ…

アインマルド大陸の七割を支配する大国、セインシエル王国。 その王国を守る史上最強の騎士団があった。 その名も七曜騎士団。 七つの騎士団から構成されるその組織は、内側外側問わず…

古い屋敷の倉庫に三十年、忘れ去られたオレンジ色の割とでかいミミズクのぬいぐるみ。 それが今の僕だ。気が付いたらこの体になっていた。元は普通の人間である。 今の体は、五感は機能して…

こんにちは、知る人ぞ知る天才、筋肉痛です。お題が「筋肉」ということで、させていただきましょう、自分語りを。きっと貴方の生きる糧にもなりますよ。

777字の出来事。 私が深夜に散歩をする理由。 KAC20234 深夜の散歩で起きた出来事 そんな話。

取り柄なし、やりたいこともなし。 高校生、高橋直子は普通な自分を蔑みながら、満足してもいる。 ただ、彼女は呪われていた。 自分にかけられた呪いの正体を知り、克服すべきか決断する…